Tuesday, December 14, 2010

日本の農業の救い

日本の農業の救い - 漢方の生薬
先日新聞に添付の記事があった。最近関税緩和などなど農業に巡る諸問題を念頭して、ここに解決策があるかもしれない。つまり、中国から輸入される生薬も決して「綺麗」(品質の高い、安全)なものではないでしょう。中国本土でも年間多数「薬害事件」、つまり漢方薬に不純物が含まれる事による事件が報告されるそうだ。
ならば、日本の丁寧、安全性の高い農業法で生薬を栽培して、全世界のニーズをこの日本から満たすのも一つの可能性でしょう。世界中のお客さんも汚染された可能性の高い中国産か、値段は高いが品質に申し分のない日本産から選べられるようであれば、お薬に関してきっと後者を選ぶ者も多いに思う。


他の農産物はお粗末にして、自給率が今より下がるのは問題だ。

Monday, December 13, 2010

生活習慣病

先日部分的で少ししか見ていないが、テレビで妙なお話があった。どこかの製薬会社の研究員は今まで知られていなかった淡白質 (AIM = apoptosis inhibitor expressed by macrophages)について語った。現在はまだ研究段階ですが、もしかして将来に「生活習慣病」を治す(?)夢のお薬の開発が可能かもしれない。


「夢の薬」は出来るのは大変結構ですが、「生活習慣病を治す」と言う概念事態がかなり変だと気付かないのでしょうか。文字通り「生活習慣病」は主に「習慣」によるものだ。「夢の薬」があれば自分は馬鹿の事を好きなだけでやり続けて宜しいのか。


例えば、お酒は大量飲めば酷く酔うし、翌日が具合もわるいし、そしてこれを習慣として長時間続くと肝臓の損傷(肝硬変)の可能性は高い。精神的異変や社会的負担も勿論ある。
そこで「夢の薬」が登場すると、二日酔いにはならないし、もしかして肝硬変にもならない。しかし、酔う事はかわらない。ならば「幾ら飲んでもよい」と言う事になり、肝硬変の社会負担は経るかもしれないが、飲酒運転は減らないし、お酒による可笑しくなる人間関係も悪化する一方になるでしょう。


しかし、そのような「夢の薬」があれば、お酒を飲みたい人は大喜びで必ず求める事になる。製薬会社は喜んで提供してくれる。
商売商売!!!


もし「生活習慣病」を治す意志があれば、先ずその(悪い)習慣を修正に挑む必要性あるのではないでしょうか。
それとも、私は単に酷く古臭いだけか。

Saturday, November 20, 2010

東洋医学の知的財産

拝啓
私は時期に32年間日本に住んでいるドイツ人です。25年余り前に日本で鍼灸師の免許を取得して15年前に開業しました。荒れる日中関係の中で日本の政府、所謂「国」は中国から伝来されてから既に1500年(西洋医学の日本における応用は約150年)も経っている東洋医学の伝統=知的財産の保護や発展に感心を示さない事が私に不思議で仕方がありません。由来は中国であったとしても、日本人の国民性を考慮すれば、それ程長い年月を経て、何の「日本的な特色」が発展しない事はとても考えられません。
それなのに現在WFASやWHOは中国に押されて「国際標準化」及びISOの取得を強行しようとしています。他の民族の考え、提案は見もされないらしい、採決の際数で押しつぶされてしまいます。又、中国は「国策」として政府のバックアップと(膨大な)資金も提供しています。
中国の主張はそのまま通るならば、結果的に(東洋医学に関して)世界の知的独裁及び関連する経済部分 (big business!) にも単独支配になります。
日本人は自分の業績に関してもっと胸を張って自信を持って立ち上がるべきだと思います。今のままでは日本の良さは次々(この場合中国にて)押しつぶされてしまいます。私は日本でもないし、決して「愛国者」でもありませんが、日本人は自分の伝統的、保護すべき価値の高いものをいかにもお粗末しているのはとても見苦しい!

従って、ここで私は個人的日本の政府にお願いします:日頃テレビで放映されている国会の「議論」と名乗っている幼稚園の子どもの喧嘩(給料を貰う値する活動とはとても思えません)を少しの間でも結構ですが、止めて頂いて、政治家が騒いでいる内にどれ程の世界無形文化遺産がなくなる(生物でしたら=絶滅)事を考えて欲しい。このような伝統的な知的財産は日本人/日本の文化の基盤でもあるから、なくしてしまうと自分のアイデンティティ=自我同一性が失われる可能性が非常に高い。

それが私の自我同一性ではないからどうでも良いでしょうと思う事も出来るが、日本の事が好きですから22歳の若さで来日してから人生の半分以上この国にいる私はどうして放って置きたくないものです。

「敬具」と言う気分ではありません

Wednesday, November 17, 2010

"International Standard of TCM"

I have heard rumors of these things in the past, but the reality of the situation really sunk in last Sunday during an academic meeting here.

Apparently, the Chinese are pushing(!) towards a so-called "standardization" of TCM and trying also to obtain relevant ISO certificates.
If they succeed with the current proposal(s) - actually there is already a "WHO International Standard Terminologies on Traditional Medicine in the Western Pacific Region" - they will achieve intellectual world domination in this field (their apparent goal; and with the help of a legally binding ISO also a VERY big business) and make everything non-Chinese impossible or heretic. Leaving the world with just one color, one flavor, one style, one way of thinking ...

For me, that would be unacceptable.
Even if I joined a discussion in a different thread about the absence of a "specific Japanese acupuncture" and the present instead of a wondrous variety of styles, I do prefer the availability of many choices (freedom) AND the prospect for the development of still further varieties.


Saturday, October 30, 2010

開業15周年

お蔭様で


開業15周年
トーマス鍼灸院



葉山町で小さな治療院を開業してから、
早くも15年経ちました。

歴史の資料を見ますと:
「日本に鍼灸の技術が伝わったことは6世紀頃から記録が残っています。奈良時代(710784)には高僧鑑真が医学教育に携わったことが有名で、「律令制」において既に鍼師(官職名としては針博士・針師)が医師、按摩師などと共に存在していたことが分かる。」

つまり、日本で既に1300年余り途切れることなく、安定されている形で行われている鍼灸治療が教育(資格)や社会面において良い、信頼性のある職人技だと分かります。
私は個人的に今更現代風の売り込みしたりして、意味がはっきりしない「ヒーリング」や「癒し」等の流行語で宣伝するのは邪道だと感じます。
無論、鍼灸治療は魔法でもないし、多くの場合西洋医学的治療法の方が有効ですが、同じく多くの場合には後者はなす術もありません。その事態が発生した際こそ千年以上を亘って洗練された伝統的技術を再検討する/思い出す/振り返って見るべきのではないでしょうか。


私はそう信じます。

Tuesday, October 5, 2010

留学学生30人計画

私は(鍼灸に関して)外国人見学希望者を受け入れる先生方を探している事は恐らく以前にも方々に公開しました。
http://www.einklang.com/wanted.htm
常に煩い事を言い続けてやっと一年半前全日本鍼灸学会もそのような活動をすべきと公の場で決めて、今年の頭にHPや学会誌に(ボランティアする先生方を)応募が記載されました。
残念ながら未だ「準備中」で何も始まらない・・・


先日新聞を読んで偶然日本の政府が「留学学生30人計画」を進めている事も知りました。
それにより:
「日本を世界により開かれた国とし、アジア、世界との間のヒト、モノ、カネ、情報の流れを拡大する「グローバル戦略」を展開する一環として、2020年を目途に留学生受入れ30万人を目指す。その際、高度人材受入れとも連携させながら、国・地域・分野などに留意しつつ、優秀な留学生を戦略的に獲得していく。また、引き続き、アジアをはじめとした諸外国に対する知的国際貢献等を果たすことにも努めていく。」


つまり、外国人に日本の「良さ」を見せる事は日本と日本人にとっても大変有益です。そのような事(私は主に鍼灸に関して発言した)を20年(!)も前から言っている・・・

Tuesday, September 28, 2010

Chinese pirates

Chinese pirates
China is continuously growing both economically and in its military power. The sheer number of Chinese people that stands behind these developments makes the nation something like a potential “swarm of locusts” that will run over certain regions (the entire world?) and devour everything in its path – leaving the affected area devasted and uninhabitable.
It is well-known that just about 100% of any kind of software (computer, music, video etc.) and the vast majority of so-called branded or proprietary products is “pirated”. Along similar lines China respects intellectual property (patents, trade marks etc.) in a similar way = considers them worth s**t and free to use as it pleases.
Pirated” products: that means pirates have taken them and by definition pirates steal from other people for their own profit.
That makes China a nation of thieves that even take pride in their criminal actions, proudly broadcasted on their national TV.


Pirates: a Chinese pirate ship hit a Japanese vessel from obliquely behind. The Chinese blame it on the Japanese, but in a traffic accident, when one car hits another from obliquely behind there can be no question as to whose responsibility this is!!!


I originally came to the Far East over 30 years ago, because I was inspired in part by ancient Chinese philosophy. Today I do not trust ANYTHING that comes from China. That includes even most things related to acupuncture and/or oriental medicine – even though China claims to have a 3000-year tradition in this area. The so-called “traditional Chinese medicine” is not traditional at all. It has been cooked up on behalf of Mao during the cultural revolution, eliminating “undesirable” aspects and anything that might be related to ethinic groups not really “Chinese”, mixed with a fair (rather large) amount of western medicine and them very noisily promoted world-wide as “TCM”. And the sad thing is, that most of the world believes this noisy clamoring. The funny thing is, the studies made in China ALWAYS show an effectiveness of the treatment of 90% of more, a value that can never be duplicated anywhere else in the world. So, just take the Chinese by their word and believe them?


If I see a box of needles and it says there Made in China, that is for me a sign NOT to use those. Personal experience has shown, that needles made in China are VERY poorly manufactured – totally unfit for the gentle treatment that should be involved in “moving qi”. But for a people that believes that patients MUST suffer (quite severe) pain in order for the treatment to work, this may be natural.