Friday, February 15, 2013

書店へ

今日編集長からメール貰って、拙著は今書店に並んでいる。
凄い妙な気分だ。

自分はなにかいい事したかどうかどうかが良く分からない。
それでも、欲望は無限・・・、何冊か売れる事を祈りのみだ。

よろしくお願いします。

Thursday, January 31, 2013

出版された!

本が出来たようです。ないように関して怒られるに違いないが、出来た上で是非とも一冊買って下さい・・・


http://www.idononippon.com/book/other/9016-1.html

Sunday, January 20, 2013

本を出版する

私は本を出版する

医道の日本社に頼まれまして本を書いた。校正が大体終わり、出版の準備の最後の段階に入りました事をここに公表する。実際に販売開始は多分3月ごろになるでしょう。

是非ともご覧になってください。

Friday, December 28, 2012

医療費が膨らむ



読売新聞 12/26    「社会」36面

先日(12/26)に貴社の新聞36ページ「社会」で:
    膨らむ医療費に「ムダ」批判
を読ませていただきました。
私はドイツ人鍼灸師で34年ほど日本に住み、も20年以上前から類似の事を言い続けているが、通常無視されます。今更何という事もあるが、一応再び発言します。

ご存知のように鍼灸治療は保険適応されません。接骨院/整骨院の治療は整形外科と同じように利くにも拘わらず。しかし、それはそれでいいかもしれません。

問題:多数の(殆ど老人)患者が頻繁に比較的安い治療を受けに行きます。「10分チン」(何かの機械をかけて、タイマーを10分に設定し、チンしたら終わり)治療を受けますが、本人たちに聞きますと、所謂治療効果は殆ど(全く)ありません。
しかし、本人たちも治療のために病院や医院にいくのではありません:井戸端会議しに行きます。よって、施されている流れ作業の治療は「効く」筈ありません。その方々が望んでいる人間としての対応が満足されませんからです。

良い鍼灸治療は流れ作業で行えません。私の治療は通常一人当たり1時間以上、場合によって2-3時間も掛かります。治療そのもの以外お話を聞く、必要に応じて生活指導したりして、或いはその人が興味がありそうな分野で参考資料を紹介することもあります。

それによって、もし病状そのものに改善が見られなくても、患者本人の満足度が異なります。私は医者に掛かって有名な2分治療で「片付けられる」事が大嫌いです。私は、そして恐らく多くの患者も同じく、「診て貰った」気はしません。

国が地域に密着し、患者の生活を個人レベルで把握出来る鍼灸治療を少々応援(現在の形では全滅)してくれたら、医療費問題が改善できると私は信じています。

私のHPにも色々と書いてあります。もし興味ありましたら・・・
http://www.einklang.com/Japanese/Info3.htm#%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%80%80%EF%BC%8D%E3%80%80%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AE%E5%A4%9A%E3%81%84%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%9E

Sunday, December 23, 2012

治療と商売



治療と商売
(私個人の意見)


右にあるのは10年前週刊朝日の「漢方2003年」(毎年一度の特殊)に出た記事のタイトルでした。

常に治療院宛のDMには○○治療(?)法で○○月商や年商がどれ程儲かると書かれている物を頂く。
商売するのも大変結構でが、私はどうしても「商売」と「治療」
の概念が両立しない/してはならないと感じて仕方ない。

治療を施すのはある程度の出費と伴うから、掛かるお金を何かの方法で得ないと治療そのものは出来なくなるが、
治療=商売ではない。

治療は、今流行りのサロン形式でリラクゼーションやヒーリングなどを除いて、病に苦しんでいる人々をそれぞれの治療者の力ある限りを助けてあげる事だ。
いわば「人助け」。

ならば商売のために患者を**来させる**事は道徳に反する
と私は信じている。
治せるのは可能であれば、最小限の治療を施すのは治療者=職人の使命だ。
治療は金儲けのための手段であってはならない。

残念ながら今の保険診療の概念やシステムは
そう言った職人技を認めない。

社会福祉のあり方が問われる今の時代では
「手当て」を求める側=患者が治療を考える
好機である。

最終的治療/社会福祉をあり方を決定するのは
「医療消費者の意向」である。

私は安い仕事よりも、国が認めない職人らしい
仕事をしたい。

Wednesday, December 19, 2012

億円・・・
治療院宛に年中DMが来る。○○治療(?)法で**月商****年商がどれ位い得られる。

それは商売として大変結構で、羨ましい限りだ。

しかし・・・
私は個人的に色々な依存ある。
1) 3店舗 ・・・ チェイン店。もし治療者は何かの治療に関する信念を持ったりして、自分の技術に関して誇りを持っているならば、それは当然たの店に応用出来ない。つまり、治療の信念や理想を捨てて兎に角商売は何より先だ。

2) 3店舗を一旦於いておく。一人、毎日8時間、一週間5日間→一年働くと患者一人当たり掛ける時間は5分になる。もし私は病気になって、医者に見てもらう必要性があれば ・・・ 自分が5分で「片付けられる」治療は受けたくもないし、満足しない。

3) 一年間に24000人の患者が来て、1億円の売り上げを作るならば、患者一人は一回の治療に4166円を払う。私の治療は通常1時間やそれより長い。5分の商品(治療)を4000円で購入したいと少なくとも私は思わない。

4) リピート率90%以上。商売として大変結構ですが、結局患者を治しているのではなく、来させている。太古昔からそれは私の信念に反している。


だが、「医療商品」を選ぶのは患者だ。選択は自由。

Tuesday, November 20, 2012

商売???


日頃常に一所懸命治療する。
そう、「治療」が中心で商売は余り頭にないし、どうやって「商売」するのもよく分からない。
昨日外国人の患者が来て、かなり時間を掛けて治療をした。
そして今朝は次のメールがきた:
"I forgot to pay you for today's treatment. I'm sorry! I'll get the fee to you very soon, I promise."
つまり、患者が治療費を払うのは忘れた。(今度払いますと約束している)。

私は治療費を貰っていなかったことメールを貰うまで気がつかなかった。
治療は先、お金は二の次。
(時々治療院の家賃を払うのは難しくなる・・・)