Saturday, October 30, 2010

開業15周年

お蔭様で


開業15周年
トーマス鍼灸院



葉山町で小さな治療院を開業してから、
早くも15年経ちました。

歴史の資料を見ますと:
「日本に鍼灸の技術が伝わったことは6世紀頃から記録が残っています。奈良時代(710784)には高僧鑑真が医学教育に携わったことが有名で、「律令制」において既に鍼師(官職名としては針博士・針師)が医師、按摩師などと共に存在していたことが分かる。」

つまり、日本で既に1300年余り途切れることなく、安定されている形で行われている鍼灸治療が教育(資格)や社会面において良い、信頼性のある職人技だと分かります。
私は個人的に今更現代風の売り込みしたりして、意味がはっきりしない「ヒーリング」や「癒し」等の流行語で宣伝するのは邪道だと感じます。
無論、鍼灸治療は魔法でもないし、多くの場合西洋医学的治療法の方が有効ですが、同じく多くの場合には後者はなす術もありません。その事態が発生した際こそ千年以上を亘って洗練された伝統的技術を再検討する/思い出す/振り返って見るべきのではないでしょうか。


私はそう信じます。

Tuesday, October 5, 2010

留学学生30人計画

私は(鍼灸に関して)外国人見学希望者を受け入れる先生方を探している事は恐らく以前にも方々に公開しました。
http://www.einklang.com/wanted.htm
常に煩い事を言い続けてやっと一年半前全日本鍼灸学会もそのような活動をすべきと公の場で決めて、今年の頭にHPや学会誌に(ボランティアする先生方を)応募が記載されました。
残念ながら未だ「準備中」で何も始まらない・・・


先日新聞を読んで偶然日本の政府が「留学学生30人計画」を進めている事も知りました。
それにより:
「日本を世界により開かれた国とし、アジア、世界との間のヒト、モノ、カネ、情報の流れを拡大する「グローバル戦略」を展開する一環として、2020年を目途に留学生受入れ30万人を目指す。その際、高度人材受入れとも連携させながら、国・地域・分野などに留意しつつ、優秀な留学生を戦略的に獲得していく。また、引き続き、アジアをはじめとした諸外国に対する知的国際貢献等を果たすことにも努めていく。」


つまり、外国人に日本の「良さ」を見せる事は日本と日本人にとっても大変有益です。そのような事(私は主に鍼灸に関して発言した)を20年(!)も前から言っている・・・