Thursday, May 9, 2013

私は用済みだ!

先日新聞の折り込み広告が入っていた。(→画像)
病態を問わず何でも2-3で「改善」してしまう。(治すという意味でしょうか)
すげえ~~~

それでは私のような古臭い職人が全く用済みだ。
職人だけではなく医者もだ。

世界中誰がどのように頑張っても治せない病気はある周知しているはず。
本当に病人を相手にすれば、上記の広告文は「偽り有り」と判断せざるを得ない。
それとも最初から「病気」を相手にしないのでしょうか。

例えば極普通「変形性膝関節症」を例に挙げましょう。その場合骨の形が既に変わったから、ちょっとした手技で元の形に戻れない。そしてこの広告を出した「治療院」はある建物の二階にある。「変形性膝関節症」患者は二階に上がるのは病態によって出来ない事もある。そういう患者に「来るな」と言うのでしょうか。

私は職人としてそのような出鱈目な宣伝を見たくない。

神鍼会会報100号

今2-3ヶ月前に神奈川鍼灸師会会報を頂いて、その中に「今記念すべき100号を準備しており、会員の皆様から投稿があれば・・・」との記載があった。なるべく多くの会員から文章を載せたいとの話だった。
私は何時もの話題に付いて何か書いた。

所が先日来た例の100号を見ると「会員の皆様の投稿記事」の所に私のものを含めて正確4件掲載されている。それはいいですが、他の数多くの鍼灸師は発言したいものがなにもないのでそうか。もう少し活気あってもいいのではないでしょうか。

Thursday, April 25, 2013

信頼出来る医師 + お話

大変なおしゃべりである事が私の大きな欠点だ。
しかし、治療において時間を掛けて患者が分かるまで患者の状態や治療法を説明するのは治療の一部だともう20年以上前から言っている。

この読売新聞の記事はその事実を全く違う方面から立証しているようだ。

朝日新聞に

先日湘南ビーチFMに出た後朝日新聞の神奈川支部の貴社が取材に来院した。(私は連絡して、来てくれた)。取材してから暫くして4月20日の朝刊に出た。

治療院の電話番号は掲載されていなかったからでしょうが、治療院には問い合わせがない。一応そう言う報道があった事を報告する。

本当は私(独自のものではないでしょうが)が提唱している概念:「東洋医学は国民の知的財産」をテレビなどのメディアを通してもっと広がって欲しいけれども・・・

同業者に何時も怒られているが、患者がなくなる事は先ずないでしょう。

Sunday, April 14, 2013

Kindle

Cover of "Kindle Wireless Reading Device,...
Cover via Amazon
先日どこかで記事・レポートをよんだ:日本における Kindle 類の電子書籍の市場規模は海外に比べて極端に小さい。売られている端末も、市販されているタイトルの数も少ないし、出版社にも読者にも然程興味を持たないそうです。

二週間前に、長~い時間を掛けて電子書籍のフォーマットと格闘した末やっと私の「自伝」:鍼灸界の異端者を Kindle Store にアップロードした:
http://www.amazon.co.jp/%E9%8D%BC%E7%81%B8%E7%95%8C%E3%81%AE%E7%95%B0%E7%AB%AF%E8%80%85-ebook/dp/B00C8T1ZNW/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1365679216&sr=8-1&keywords=%E9%8D%BC%E7%81%B8%E7%95%8C

残念ながら2週間にも出ているにも拘らず、一部も売れていない!
私のような「異端者」の見方が日本の良さの再確認に繋がるかもしれない。
(今朝の読売新聞の記事あるように:東大が「異端児」を求めている・・・
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20130316-OYT8T00619.htm )

是非とも見て欲しい。

Enhanced by Zemanta

Monday, April 8, 2013

鍼灸界の異端者

今日=4/7(日)にやっと Kindle 版のファイルが「まあまあ」見られるようになったのAmazon に登録した。Amazon によると販売開始まで約2日掛かる。お楽しみに待っててください。

*** 今朝PCを起動して Amazon から連絡あり: Kindle 版は既に市販されている→
http://www.amazon.com/dp/B00C8T1ZNW

「どうしてドイツ人が30年ずーと日本で鍼をやっているのか。」とよく聞かれる質問だ。生まれてから今日まで極普通の平凡な道のりだったと思うが、時々治療中患者に「昔は○○あって、だから・・・」と言った具合の話しが出ると、「それを本にまとめたら?」と薦められる。
 今までつまらない話だろうと思って躊躇したが、興味を持つ人を喜ばせたら嬉しい(治療の延長線?)。
決して学術論文ではないので、資料集めや下調べと言った手間を殆ど省いて、「お話」として纏めたので、そのつもりで読んでいただきたい。

AmazonのKindle版(電子書籍、凡そ500円と予定している)として出した。
私もKindleの機械を持っていないため、興味を持つ人がいれば、少量のお金(Amazonより少なく400円ぐらいはどうでしょう)でファイルを「売る」。現在PDFファイルとODFファイル(Kindle file より綺麗)を個人のオンライン保存スペースにアップロードしてある。代金を頂いた時点でダウンロードするリンクを送信する。ファイルサイズは30・40MB程度(60枚ほどの写真が入っているため)。

代金はPayPalやりそな銀行(或いは郵便振り替え)宛の振込みを考えている。

よろしくお願いします。

問い合わせは:
トーマス鍼灸院
〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内815 
Tel/Fax: 046-876-3077
tom@einklang.com
www.einklang.com

Sunday, April 7, 2013

トーマス先生の話を聞いてみませんか

今朝の読売新聞に(またか)医療費の問題に関する記事あった:
「メタボの人、医療費が平均で年9万円高に」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130406-OYT1T01213.htm
それはいかにも先日出た私の本にも書いた旨が今求められている事を証明しているように見受けます。

現在確実右肩上がりの医療費(医療保険分、平成22年度の37.4兆円)が現在若い者(子供達)の将来を脅かしています。私の4人の子供がもう時期医療費や社会福祉の負担で押しつぶされそうでしょう。今朝(4/7)の記事の如く「健康戦略」は西洋医学的概念に基づいてれば、どうしてお金が掛かるほうです。安上がりの西洋医療はなかなかない・・・

国民の(知的)財産である東洋医学の知恵(常識でもあります)は無料で提供すべきだと私は信じています。何れ病気はなくす事出来ませんので、今流行の言葉で「持続可能」な手段/概念でその事実に対応すべきでしょう。
私は - 日本人ではないから - この件に関して恐らく口を挟むべきではないでしょうが、東洋医学(伝統的)な知恵は目の当たりにする問題に関する安価な解決策多数提案でき=宝の山、真面目に仕事する鍼灸師=人材も豊富であるのに、その宝を使わないで、正体不明の「戦略」に走るのは、お言葉ですが、余り賢明ではないような気がします。

2月に出た私の本→ 医道の日本社:「トーマス 先生の話を聞いてみませんか」
http://www.idononippon.com/information/topics/2013/02/18.html
にも書いてあるが:鍼灸師は業者ではありません。
鍼灸師は1500年前からこの国で良き「指導者」→「先生」=「先に生きる者」の役割を果たし、国民の財産である東洋医学の知恵(常識でもあります)に基づいて「指導」すれば、前述の医療費を大幅(25%ほど?)削減出来ると確信しています。

(既に多少ローカルの media に取り上げて下さった所あります:
http://nyuwa.blogspot.jp/2013/03/blog-post_23.html )


よろしくお願いします
トーマス鍼灸院