「トーマス先生の話を聞いてみませんか」 - 抜粋シリーズ(2)
* 人間は病の器
次の話は悪口に聞こえるが、関係者の思考パターンの刺激剤として認識してもらえたら嬉しい。結局私は全ての問題の答えがあるわけではない。
タイトルの諺通り人間は***必ず***病気になる。従って、日本国内にもかなりの人数が医療の恩恵を受けられる事を一旦保留にしておいて、全国民何時か***必ず***医療施設にお客さんとして来る。一旦その「店」に入ったらそこにある「商品」を買うことになる。これほど確実の商売はないでしょう。これを「医ービジネス」と称すべきか、それとも今風なんでも横文字でないと迫力がないと考えられているらしいから「e-business」(ここの"e"はきっと Everybody gets sick-business)か。いずれにせよも医ービジネス = e-business = 「良いビジネス」!
ビジネスそのものが悪いわけではない。私も毎日ビジネスをしているし、最終的この本もビジネスの対象だ。
最近毎日のようにニュースやテレビで「医師不足」のため病院や医院を閉鎖し、患者=住民が大変困っていると報道される。同時に医療費の高騰で結局医療/福祉制度の存続でさえが危ないと言われる。もしそうであればこれからこの国で1500年の間医療の基盤をなしていた東洋医学が再び頼れるものになる時代がくるかもしれない。出来ればそうなって欲しい。
その際出来れば「安いから」中国製の鍼や漢方薬(生薬=原料 *) に頼らず、日本で培われた技術、知恵と(勿論)人材を使って欲しい。しかし、現在既に幾分東洋医学が「ブーム」になっているようだが、それは決して全面的に賛同出来ることではない。つまり、最近東洋医学の「医道」を目指している者の内にブームだらかこそこの道に入る人は少なくないでしょう。だが、私個人の感覚だとこれだけは勘弁して欲しい。知っている大学生が2-3年前にオートバイ相手責任で事故をやったから、暫く近所の整骨院に通った。その整骨院の込み具合=儲け具合を見て、本来そちら方面に全く興味がないのに「俺もそう言う免許とろうか。もうかりそうだらか」と言いだした。
人助けや自分を模範にして他人を導く(少なくとも健康関連の分野では)の心がなく、商売を全面的優先使用とする人は出来れば***治療者***と名乗る立場に置きたくない。
参考まで
http://nyuwa.blogspot.com/2010/12/blog-post_14.html
* 日本の農業の救い - 漢方の生薬
先日新聞に添付の記事があった。最近関税緩和などなど農業に巡る諸問題を念頭して、ここに解決策があるかもしれない。つまり、中国から輸入される生薬も決して「綺麗」(品質の高い、安全)なものではないでしょう。中国本土でも年間多数「薬害事件」、つまり漢方薬に不純物が含まれる事による事件が報告されるそうだ。
ならば、日本の丁寧、安全性の高い農業法で生薬を栽培して、全世界のニーズをこの日本から満たすのも一つの可能性でしょう。世界中のお客さんも汚染された可能性の高い中国産か、値段は高いが品質に申し分のない日本産から選べられるようであれば、お薬に関してきっと後者を選ぶ者も多いに思う。
Saturday, March 14, 2015
Thursday, March 5, 2015
Timeless – priceless
最近目にした治療に関する広告は例外なく何かの時間を指定して、そしてそれに相当する料金を記述する。例えば40分は6000円だ。使われる時間の単位は 通常「分」である。しかし、患者は果たして自分の悩みを「何分」で打ち明けることが出来るのか、または治療者は果たしてその何分以内患者を「診る」事出来るのか。
手間味噌だろうが、私はそのような能力はない代わり、治療は終わるまで掛かる時間を指定しない。悩みの多い患者の場合治療時間当然長くなる。それに対し て何かのケチも付けない。そういう意味では私の治療は “timeless” (時間で計り知れない)であるからこそ “priceless” (お金で買えないほど非常に貴重)でもあるかもしれない。
現在実際の状況は異なっても、且つで日本の医療に強い影響を及ぼしたドイツで昔「外来診療」を “Sprechstunde” と言った。直訳では「話す時間」です。
手間味噌だろうが、私はそのような能力はない代わり、治療は終わるまで掛かる時間を指定しない。悩みの多い患者の場合治療時間当然長くなる。それに対し て何かのケチも付けない。そういう意味では私の治療は “timeless” (時間で計り知れない)であるからこそ “priceless” (お金で買えないほど非常に貴重)でもあるかもしれない。
現在実際の状況は異なっても、且つで日本の医療に強い影響を及ぼしたドイツで昔「外来診療」を “Sprechstunde” と言った。直訳では「話す時間」です。
Tuesday, March 3, 2015
私は灸式な人間
無論この表現は「旧式」と書くべきでしょうが、お灸が好きな私にとって旧式なお灸を嫌う現代社会に於いて同じ事でしょう。
外人の癖お灸が好きだ何て可笑しいじゃないか、と思う人はきっと少なくない。だがお灸は長----い歴史を通して民間療法として大変良い成績を残してき た。つい最近まで(つまり前世紀の初め頃)患者、というよりもお灸をしたい人といえば良いしょうが、治療院に行って「灸点を降ろしてもらう」ことはお灸と言う民間療法の基本形だった。その後患者は自宅で自分の手でお灸を施した。医者の数もそれほどいなかったし、医療そのものは現在のレベルにまだ達していな かった。
しかし、お灸と言う数千年間の実績を持つ民間療法のお蔭で大勢の人は救われた。既に出来ていた病気を治療したり、未だ病気になっていないもの予防(「未病治」と言う故事がある)や国民の健康維持に大いなる貢献をした。
代替医学では数千年も前から「予防はなにより」という考えが西洋医学分野で忘れかけていた概念として最近再びの広がってきた。(現代医学に基く医療は高すぎて「国民的なよい医療制度が維持出来ない事を考えていれば「当然」の結論でしょう。)通常の体制は:人が病気になるまで待って、それから一所懸命極めて高価の治療を施し、患者をなるべく長く頻繁に***通わせる***のは「医産業の基本だ。余り賢い考え方ではないような気がする。
私は大変旧式な職業を営んでいるものですので、体調が不良の状態に傾いてしまい、あるいは特に問題がなくても予防のため自分にお灸する。もしかしたらそ れは「健康増進法」に寄り添っているかもしれない。歯医者に行くと朝晩に10~15分を掛けて丁寧に歯磨きしないと歯が皆腐ってしまう事が常識とよく言わ れる。それに比べて健康維持と予防のため一日一回足の三里にお灸するのは5分で終わる。
是非ともお灸という「体の手入れ」を再び普及する事を見たい。「お灸教室」はもう10年から提供していたが、2回した利用されなかった。
寂しいものですね・・・
http://www.einklang.com/Japanese/Teach%20Moxa.htm
外人の癖お灸が好きだ何て可笑しいじゃないか、と思う人はきっと少なくない。だがお灸は長----い歴史を通して民間療法として大変良い成績を残してき た。つい最近まで(つまり前世紀の初め頃)患者、というよりもお灸をしたい人といえば良いしょうが、治療院に行って「灸点を降ろしてもらう」ことはお灸と言う民間療法の基本形だった。その後患者は自宅で自分の手でお灸を施した。医者の数もそれほどいなかったし、医療そのものは現在のレベルにまだ達していな かった。
しかし、お灸と言う数千年間の実績を持つ民間療法のお蔭で大勢の人は救われた。既に出来ていた病気を治療したり、未だ病気になっていないもの予防(「未病治」と言う故事がある)や国民の健康維持に大いなる貢献をした。
代替医学では数千年も前から「予防はなにより」という考えが西洋医学分野で忘れかけていた概念として最近再びの広がってきた。(現代医学に基く医療は高すぎて「国民的なよい医療制度が維持出来ない事を考えていれば「当然」の結論でしょう。)通常の体制は:人が病気になるまで待って、それから一所懸命極めて高価の治療を施し、患者をなるべく長く頻繁に***通わせる***のは「医産業の基本だ。余り賢い考え方ではないような気がする。
私は大変旧式な職業を営んでいるものですので、体調が不良の状態に傾いてしまい、あるいは特に問題がなくても予防のため自分にお灸する。もしかしたらそ れは「健康増進法」に寄り添っているかもしれない。歯医者に行くと朝晩に10~15分を掛けて丁寧に歯磨きしないと歯が皆腐ってしまう事が常識とよく言わ れる。それに比べて健康維持と予防のため一日一回足の三里にお灸するのは5分で終わる。
是非ともお灸という「体の手入れ」を再び普及する事を見たい。「お灸教室」はもう10年から提供していたが、2回した利用されなかった。
寂しいものですね・・・
http://www.einklang.com/Japanese/Teach%20Moxa.htm
Monday, March 2, 2015
ドイツ国立図書館
今日出版社からメールが来た。ドイツ国立図書館が2年前に私の本「トーマス先生の話を聞いてみませんか」が出版された(http://www.einklang.com/Books.htm → =最初の項目)事に気付き、そちらのカタログに記録したい!
それは何となく凄い。
ドイツ国立図書館からの手紙は添付の写真の如くドイツ語に書かれたもの、ドイツについて書かれたものやドイツ人に書かれているものを全て(!)記録する。1913年から!それもまた凄い!
だが何で私の本がある事分かったのはなぞのまま・・・
それは何となく凄い。
ドイツ国立図書館からの手紙は添付の写真の如くドイツ語に書かれたもの、ドイツについて書かれたものやドイツ人に書かれているものを全て(!)記録する。1913年から!それもまた凄い!
だが何で私の本がある事分かったのはなぞのまま・・・
Sunday, March 1, 2015
Wednesday, February 25, 2015
Science mania may endanger medical care
Through a special form of blog, called "scoop-it" and timed, automatic Google searches, I frequently get links to articles written by "scientists"considered by those sources as possibly of interest to me. Most of those consider themselves "skeptics" and are proud of their "critical thinking". So they say.
One of the latest articles (I deleted it already) came to the absolutely scientific conclusion, that any effects acupuncture may possibly have in some people, MUST be 100% placebo effects and the elusive energy or whatever it is called "qi" (気) in oriental medicine simply does not exist. Wonderful.
Stupid as I am, I would like to voice some personal objections and challenge this "scientific truth" with a few observations and questions.
Let's start with something maybe even the scientists could be capable of understanding: the costs of medical care. Pretend the scientists are medical specialists. In that case I take the liberty of assuming they are familiar with the "HFA2000" project - already history. HFA2000 is an acronym for "Health for All by the year 2000", a project started by the WHO probably some time during the 1970s, I don't remember that part. The WHO also initiated a "RESEARCH" to find out, WHAT and HOW MUCH Western = scientific medicine can do. The conclusions were rather disappointing: scientific medicine is so expensive and technology dependent, it simply CAN NOT serve as a basis of health care for the human race as a whole. Only a small portion of mankind, the rich people in developed countries will ever be able to enjoy all that science stuff. For the majority of mankind LOCAL/TRADITIONAL forms of health care MUST be recruited, if medical care is to be provided at all!
The results of that particular study can be found in the book:
"Traditional Medicine and Health Care Coverage. a Reader for Health Administrators and Practitioners" by R. H. Bannerman
Publisher: World Health Organization
Publish Date: January 1983
Evidence (proof)
Our beloved scientists ALWAYS point out, partially correct, that there is little evidence for acupuncture in general and the concept of qi in particular. I agree with that. BUT ... where is that evidence supposed to come from, when nobody spends any kind of substantial money on research??? Unfortunately I do not have any figures available, but it is most likely not an overstatement when I assume, the figures related to the money spend on research on something that may GENERATE even more money, like drugs, is at least several orders of magnitude higher than for studies into traditional forms of medical care. It would be a great help, if those skeptic scientists could donate their pocket money to research into acupuncture and related things. Maybe we could see the desired results/evidence a little earlier.
Science - money.
There are plenty of reports out there, that the corporations conducting the "scientific" research are trying to protect their respective profits by suing companies/countries selling cheap "generic" drugs. All in the name of science of course. Maybe pharmaceutical giants are also afraid of acupuncture (for example), because it could endanger their revenue by providing treatment forms not controlled by the corporations.
Science - measurement
Now this is one of the holy grails in science. "Proof" usually means, that the scientist can MEASURE something and thus verify its existence.
If that is the case .. the history of science, or in a broader sense the history of mankind, is full of things that simply could not exist or be true, because nobody could see, understand or measure them. Right?
* Until the invention of the microscope, MICROORGANISMS did not exist. Right? Because they were not visible and measurable. About 200 years ago, they just popped out of nowhere and the plague in the 14th century happened only in the minds of a few derranged people.
* Similarly, electromagnetism did not exist until someone came up with a clever device to measure it. Funny, but without it, life would have never developed on earth!
* The ancient Greek thought, that matter should be composed of indivisible little units, they called "atoms". But that was just a fancy theory until quite recently. When the "real atoms" were finally detected and could be proven, mankind was almost exhilarated by reaching the "final frontier". However, shortly after the discovery of atoms, subatomic particles were found and both the theories and evidence about quantum mechanic "reality" suddenly run amok and there is a real danger, that "reality" may dissolve into something completely incomprehensible.
Naturally, it was considered no problem at all, that NOBODY could provide ANY PROOF for the existence of the "Higgs particle", supposed to be ABSOLUTELY necessary for modern physics. But considering "qi" necessary for the system of oriental medicine is "naturally" a completely different thing.
It took large numbers of the world's brightest physicists, astronomical amounts of money and incredibly large and complex facilities to prove the existence of the said Higgs particle. Has anybody every tried anything as elaborate in the search for "qi"? Naturally not!
Has anybody ever considered the possibility, that current science simply does not have adequate tools to measure this "qi" thing? Maybe it is something like electromagnetism in 12th century.
But ALL cultures throughout ALL ages share concepts, that are similar or related to "qi". According to the scientists, this must mean, mankind as a whole over the entire period of recorded history has been delusional and ONLY some selected scientists have been enlightened and know the universal scientific truth.
Since talking about "qi" in itself seems to be an act of heresy, let's also try something else.
How about love? Can you measure love? To the best of MY knowledge, there is no scientific = quantitative proof of love yet. Consequently, love does not exist. I am sure that is precisely, what the scientists are telling their parents, spouses, children, friends, pets ...
Or maybe they have come up with a new unit: ML = magnitude of love.
Then a husband may tell his wife, he loves her 3.759 ML. Wouldn't that be romantic? What happens when the wife demands 3.814 ML?
Anyway, I believe ALL people on this planet KNOW love. Meaning: love DOES exist. Regardless of age, sex, race, culture, education. Again, the entire human race MUST be crazy, because they cling to something that simply cannot exist, because it cannot be measured - there is no proof. Or has someone by now come up with "scientific evidence for love"?
Tuesday, February 3, 2015
テレビ出演
先週一応テレビに出た。今回の出番は5回目の出演。
事前真面目な番組と説明され(私は番組名も、司会者なども知らなかった)、撮影などは半日にも及んだ。それなのに「出番」は数十秒で終わってしまいました。あの番組を見た患者からも「あれは一体なんだっただろうか」と言われた。
「有名なテレビ番組」、それこそ「有名な人」と一緒に出演出来たならば、文句言うなとのアドバイスは同僚から頂いたが、矢張り私は別世界に住んでいるから、あえてここで一言(文句)を書かせていただく。
番組の制作を担当している方に、「テレビは何も(医学関連)知らない人に役に立つ情報を提供する事はテレビの仕事」だと言われた。もし本当に肩凝りって何の事かを知りたい人いたとしたら、私の感覚では断片的な情報はその人を余計に混乱させただけだろう。その「断片的な情報」はパズルのピースのようですが、最後までばらばらのままで、お互いの繋がりも、全体図も見えてこない状態だったから、私は「がっかり」した。この感情こそが許しがたいものだそうだ。
無論、数十秒で異人が戯言を言っただけですので、所謂「反応」は皆無に等しい。「テレビに出た」だけは何の宣伝効果がないのは以前のあまり「有名」でない番組と変わらない。こちらの話がまあまあちゃんとした形でそれなりの時間を確保すれば違うのかもしれない・・・
テレビ,出演,番組,有名,情報,肩凝り
事前真面目な番組と説明され(私は番組名も、司会者なども知らなかった)、撮影などは半日にも及んだ。それなのに「出番」は数十秒で終わってしまいました。あの番組を見た患者からも「あれは一体なんだっただろうか」と言われた。
「有名なテレビ番組」、それこそ「有名な人」と一緒に出演出来たならば、文句言うなとのアドバイスは同僚から頂いたが、矢張り私は別世界に住んでいるから、あえてここで一言(文句)を書かせていただく。
番組の制作を担当している方に、「テレビは何も(医学関連)知らない人に役に立つ情報を提供する事はテレビの仕事」だと言われた。もし本当に肩凝りって何の事かを知りたい人いたとしたら、私の感覚では断片的な情報はその人を余計に混乱させただけだろう。その「断片的な情報」はパズルのピースのようですが、最後までばらばらのままで、お互いの繋がりも、全体図も見えてこない状態だったから、私は「がっかり」した。この感情こそが許しがたいものだそうだ。
無論、数十秒で異人が戯言を言っただけですので、所謂「反応」は皆無に等しい。「テレビに出た」だけは何の宣伝効果がないのは以前のあまり「有名」でない番組と変わらない。こちらの話がまあまあちゃんとした形でそれなりの時間を確保すれば違うのかもしれない・・・
テレビ,出演,番組,有名,情報,肩凝り
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