先日4月12日の夕刊、ページ9に「鍼で刺激」の記事ありました。
鍼そのものや鍼治療の効果を取り上げてくださるの大変結構で感謝します。
しかし・・・
下段半ばで「鍼の痛みには慣れないが、・・・」と患者の表現ありました。
つまり患者が治療を受けて、さされている鍼が常に痛いと読み取れます。
もしそのような治療を受けているのならその治療者には大いに問題あります!
もしそうであれば、それは日本の洗練されている伝統的技術の鍼治療の恥である事を指摘せざるを得ません。その治療者どのような肩書きがあろうと関係ありません。
ちゃんとした鍼は痛くない(鍼の響きはあるが、それは別です)し、お灸は熱くありません。(私は自分の子供に生まれた日にお灸しました!http://blogs.yahoo.co.jp/thoacu/62868342.html)
又は「鍼を刺す部位の数によるが、1回3000円-5000円だ」
お言葉ですが、個人的でこれが「邪道」だとしか思えません。
鍼治療の「治療」は常に「一つ」部位の数、かかる時間などは関係ありません。
人間を丸ごと相手にするため、そのようなケチな事は言うべきではありません。
http://www.einklang.com/Kanpo2003.htm
そのような(真面目な)一人の人間に対する一回全身治療を施せば現在の「医療費問題」にかなりの改善が得られると思います:
Wikipedia より:
「厚生労働省の発表によると、2010年度医療費総額は36兆6000億円で、前年度より1兆4000億円増加。また70歳以上の高齢者の医療費は16兆2000億円。」
その中に必要な医療費を何処にも削らないで所謂「無駄分」の正確の数字は恐らく何処にもないでしょうが、兆単位にあると略確信しています。
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