チャンス
先日東京で開業しているイギリス人鍼灸師にもご協力をお願いした。外国人見学希望者を受け入れる事に関して協力して下さるそうですが、過去の経験に基づいて少々の懸念もあった:本当に勉強したいとそうでもない人がいて、態度が悪くて、そして日本で仮に一日何処かで(偉い)先生で見学するだけで、後で自分の履歴書に「日本留学/○○先生の弟子」と出張する人がいるそうです。
それはきっとそうですが、上記のイギリス人も私も、そして言ってみれば歴史を通して全ての治療者は何時か、何処かで誰かの世話で自分の「チャンス」を与えてもらった。その中に歴史に残る偉大な先生もいたでしょうし、落第生もいたでしょう(後者の方が多かったに違いない!)。
自分はチャンスを貰った。今はその恩返しするチャンスある。
私は頼んでいるのはこれだけです:求めている人にそのチャンスを与えて欲しい。
事前に「誰が有望であるか」も分からないし、後はどうなるかも予想出来ない。
出来るのは自分が与えてもらったチャンスを次の人にも与える・・・