Monday, January 27, 2014

昨夜から今一年で4冊目の「本」(英文)を公表した。
最近なぜ日本の鍼は欧米人の間中国鍼より受けやすいのかに関して、あくまでも個人的な戯言に過ぎないが、そして理論的「言論の自由」がある内に、綴った次第です。
私の駄文は教科書でもないし、私は学者でもありませんから、きっと所々「間違って」いるでしょう。意見書ですので、許されて頂ければ幸いです。
Amazon Kindle 版として"Acupuncture: The easy way - or the hard way"と言う題名で出ている。
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Be careful about reading health books. You may die of a misprint.
-- Mark Twain

Wednesday, December 25, 2013

コラム

Towatech と言うオンライン通信販売(鍼灸、理学療法など)を行っている会社に頼まれて、コラムを書いている。既に3回分は掲載されている。
http://www.towatech.net/research
もし興味あればそこにも私の戯言を見て下さい

いつも「先生」と呼ばれている。私は「先生」は「先に生きる」者だと思う
貝原益軒『養生訓』を読んで先生を考える
http://www.towatech.net/research/articles/show/84

決まり文句で当たり前と考えられているだろうが・・・
ギブ&テイクを考える
http://www.towatech.net/research/articles/show/107

あたりの皆さんは常に「時間が無い」などを口しているが・・・
時間とサービスを考える
http://www.towatech.net/research/articles/show/143

Friday, December 13, 2013

信念って・・・馬鹿!

今は何かの「季節」か?
今数日以内にテレビ局、或いはテレビ局の為に番組を制作する会社3件から電話がありました。
3件目はつい先に。取材に来て、そして「ソーシャルネットワーク」で口コミはどう広む、「集客」に繋がり、「お客さんを獲得・・・」などなどの話だった。

取材に来て下さるのは大変結構ですが、昔から私のHPに「私は集客しません」と書いてあります。信念の問題。

つまり、「治療院」で「仕事」をする「治療者」 - それぞれの言葉は理想論で捉えたい私は馬鹿だ - がお客さんを集めるべきでもないし、そのお客さんを「リピーター」にすべきでもない。来院するのは「患者」=「患う」+「者」。病に患っている人を(出来る限り)助けるの治療者の使命。治るものを治して。「来させる」のは第一の戦略ではないぞ!

そのような(馬鹿な)信念に基づいているような仕事を全面的、下心なしで、前に出すなら取材に来ても構わない・・・

と相手に伝えると:「それでは又今度の機会にします」と相手が興味を失い、電話を切る。
(そう言った類の「取材」は過去に何度も断った)

信念って・・・矢張りこの世に合わない、凄く馬鹿な事のようだ。

Saturday, November 16, 2013

本 - 医学 - 金儲け

常に新聞の第一面の一番下一列の本の広告が載っている。先日も「興味深い」広告あった。「わが子を医学部に入れる!」と題して、おまけにその第一面の上に医学と製薬会社がどれ程医学の研究に出すかの記事もあった。
つまり、医者になる→金持ちになると言う概念。
残念ながら社会状況では実にその通りだ。
しと言えば、医者になる→金持ちになるに一つの前提として、親が最初から金持ちでないと医学部は到底無理だ。
アメリカ映画にも良く決まり文句として出てくる:
"I am a doctor. I can afford it (何かの贅沢品)"

医者 - 横文字崇拝の時代ではもしかして「ヒーラー」と呼ぶべきでしょうか - は基本的自分の命を患者=病気で困っている人(金持ちの美容整形はどうでも良い!)に捧げる者だと私は昔から信じたかった。

私のような世間に疎い者は矢張り非現実的のようだ。

Thursday, August 22, 2013

言葉はどうでものか


先日町自転車でを橋っていた時道路沿いに整骨院があった。整骨院がそこにあった事自体は別に何の問題もない。
しかし、・・・
玄関上に日本語の名所以外「英語名」も書いてあった。そこに問題!
英語では:
"Surgical Operation Place"
となっている。
"Surgical Operation" - 無論これは「外科手術」の事だ。
それでは
"Surgical Operation Place" - 「外科手術所」なのか???
お蕎麦屋さんみたい。
それでは:
「外科手術!格安だよ!一きり380円。らっしゃい、らっしゃいませ。らっっしゃい!」

柔道整復師は外科手術出来る訳ない事は言うまでもないだろう。

横文字さえあればいい。言葉の意味何てどうでもいいようだ。

見学希望者を受け入れる先生方(鍼灸)

募集 / Wanted

見学希望者を自分の治療院等で見学させて下さる先生方

「成功例」:

今日(5/24)オーストラリア人が来日した。私(このページ)の紹介で約一ヶ月の滞在で少なくとも5人の先生方で見学ができ、今度埼玉に開催される国際シンポジウムにも参加することになった。
以前「どこかで見学出来ないでしょうか」との問い合わせがあった時辛うじて紹介するところがあったかなかったか
に比べてかなり良い成績ではないでしょうか。
良かった!
** 本人は先日私の治療院にも来た。帰るときに下記の手紙くれた・・・


(協力して下さった先生の言葉):もし、テニールさんの日本の鍼灸見学が成功であるのでしたら、とてもうれしく思います。

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元の掲載文:

時々私のサイトには 英語 やドイツ語のページがあるからだと思いますが、 外国 の方 から『既に 中国 の鍼を「知っている」か「 勉強 した」のですが、 出来 れば日本の鍼」について 勉強 したいと思いますどこで、どのように 勉強 が出来 るでしょうか。又は誰に聞けば見学が出来る場所が分かるでしょうか。』という問い合わせが来ます。

残念 ながら、私はこのような問い合わせには殆ど答えることができません。
私自身は大変未熟ですので、あと200年間の修行をしないと一人前の鍼灸師にさえなれません。まして「日本の代表」として「日本の鍼」は語れません。
そこで、ご自分の誇り高き「職人気質」を海外(日本以外全世界です !)の方に披露して下さる先生方 - つまり外国の方を自分の治療院で見学させても良いと協力して下さる先生方を募集したいと思います。
実際、いつ私のところに外国人の見学希望者が現れるか、その際の詳細な条件などは全く予想がつきません。
ただ、外国の方を見学させても良いと考えて下さる先生方がいらっしゃれば、いざとなったとき、どなたに声を掛ければよいかを知っておきたいので、ご連絡先を教えて頂ければ幸いです。
もちろん、もしその時のご都合が悪ければ、断って頂いて結構です。
ご協力の程、宜しくお願いします。
「見学」個人的な意見
Foreign studies in Japan - my personal opinion ⇒
(English translation of an article written in Japanese that was published in "Ido no Nihon", September Issue)
** 見学ではないが、時々日本のどこかにいる外国人から自分の住んでいる地域に治療者を紹介できないでしょうかと私に聞く。しかし、今まで残念ながら何度やっ てきましたが、個人的に問い合わせても、何かの学会や鍼灸に関する他の組織に問い合わせても大半の場合返事でさえ頂かない。そのように返事も貰わない(非 協力的)な体制は正直言いますと少々がっかりして来た・・・
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私は「見学させて!」と騒いでいる事に関するメールから:
トーマス先生、はじめまして。 資格をとってまだ2年目の30歳の鍼灸師です。『医道の日本』の記事「『見学』について」を読み、トーマス先生の考えに感銘を受けたので、突然ですがメールをさせていただきました。
日本の鍼灸の技術が「知的財産」であること、中国に比べて日本の鍼灸が世界に広まっていないこと、さらに学ぶ意欲 を持った外国人に対し鍼灸業界がオープンでないこと、などトーマス先生のご指摘の通りだと思いました。 日本で生まれ、暮らしていると、日本のもつ良いものの価値に気付きにくいです。それに日本には外国人がそれほど多くは住んでいないので、どうしても外国人 に対してとてもシャイになり、その結果、閉鎖的になってしまいます。 (「知的な鎖国」というのはぴったりの表現です!) 外国語を話すことにもとても躊躇する人が多く、完璧じゃないと口に出してはいけないと思っているかのようです。かたことでも、話すと相手はうれしいはずな のに。また全日本鍼灸学会への外国人受け入れ体制の提案も、お金もかからず、仕組みもシンプルで、学会がその気にさえなればすぐに始められるものですよ ね。鍼灸業界はまだまだ未熟な業界なので、「その気になる」までに時間がかかるでしょうが・・・。
実は私は、主人の仕事の都合でこの8月まで1年間ドイツに住んでいました。 帰国したので鍼灸の仕事に就こうと考えています。 しかしこのまま(少しだけ覚えた)ドイツ語と英語を忘れてしまうのはもったいないなぁと思っていました。 鍼灸と外国語を同時に生かすチャンスがあるとは思いついてもいなかったのです。今はドイツ語も英語も日常会話もまともにはできない程度ですが、トーマス先生の今回の記事を読んで、もっと話せるように勉強しようという決心がつきました。
ドイツでは仕事はおろか、ドイツ語も英語もあまり話せるようにならないまま1年が終わってしまいました。このことを 残念に思っていたのですが、鍼灸の技術を外国人に紹介できる鍼灸師になることができれば、ドイツで過ごした時間にも意味を持たせることができると思うので す。
今はまだ鍼灸の経験も浅く、自分自身を頼りなく感じています。でも鍼灸の技術を磨きつつ、語学も身に付けていくその 先に、果たすべき役割があると知ったので、勇気をもって精進したいと思います。トーマス先生の記事からこのように考えられるヒントをもらえてとても感謝し ています。 それをお伝えしたくてメールを書きました。ありがとうございました。
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はじめまして、こんにちは。

私は福岡県福岡市にて小さな鍼灸院を開業しております。
私事で恐縮ですが、今年に入り英語とドイツ語の勉強を趣味にしております。それで、
パソコンで色々と調べ物をしている際に、トーマス先生のホームページにたどりつきました。
そして、先生のホームページを大変興味深く読ませていただき、Wantedのページについて、
非力ではありますが、私でも何か「日本の鍼」について勉強したいという外国の方々に対して、
お手伝いが出来るかもしれないと思い、当メールを送らせて頂きました。


*** そのような刺激になってしまうのはとても嬉しい!!***

国の借金と社会福祉(医療)


めでたし、めでたし国の借金は前代見門の線を越えた。先進ヶ国のなかでも情けのない記録だ。
現在町中そこらじゅうに自民党のポスターが張っている:
「日本を取り戻そう」
この状態になるまで過去半世紀国の運転席に座ったのは自民党じゃなかったか?
些かの責任を認識してもらいたい。

この状況になっても今尚目が覚めそうもない雰囲気が漂っている。

目が覚めるって???
つまり、明治維新以来政府とその時設立した医師会は一つコンビをなして、患者を早く治して家に帰すよりも「患者を通わせる」方針を貫いて来たから、社会の平均年齢が上がるに連れて医療費(社会福祉に掛かる費用)右肩上がり増え続ける。
終わりはない。
破産までは時間の問題のみ。
その遺産を受けつく今の子ども達はかわいそう!
政府の方針と医師の意識・境域によって「医療依存症」を作ってきた。
患者はすっかりとそれにはまっている。

それを利用して今風の言葉 → 健康産業、医療輸出、メディカルツーリズムなどが生まれてきた。
健康産業 = 医療産業は成り立つため必然的患者の数が多ければ多いほどいいし、一端「患者」になったら(医療産業の捕虜になって)なるべく死ぬまで医療のサービスや商品を使わせる。それはBIG!!!ビジネス。

打開策は東洋医学にしかないような気がする。
東洋医学は本来西洋医学のように禿げたかのように人が病気になるまで待って、その病人を治すべきではない。
「未病を治す」
人が病気にならないように指導する立場を職人気質(マイスター精神)にあるべき。そのような知恵と技術を駆使すれば現代の「医療費」の大部分は即座不用に成るはず。

そのような常識で当たり前の「節約策」に誰も興味を示さないようだ。
何故か。どっさりと金儲け出来る「仕事」(私には「詐欺」にしか見えない)が出来なくなるだろう。

さあ。この国はこれからどうするだろう???
常識の東洋医学で健康へ?
それともビジネスで破産に?
国民は審判下すでしょう。