Thursday, November 9, 2017

肩凝りにぎょろ歩き


多くの日本人は若い頃から頻繁に「肩凝り」に悩まされていると訴えています。しかし、実際整形外科的な病変や他の病気のために頚の動きが制限されているから本人が頚が「凝っている」感覚を味わう事は滅多にないでしょう。ではどうしてそんなに辛いかと聞き返されそうです。
その応えは日常生活にある事が多いでしょう。応えは余りにも常識的なものですので、普段は気が付きません - 灯台下暗し。
現代社会や生活様式では昔に比べて、同じ姿勢を長時間を取り続けている事が遥かに多くなってしまいました。その上に、昔と比べて、それこそ生活様式次第で、筋力が低下してきました。その為生理的な使い方よりも「日生理的な」使い方が多くなっていると思います。典型的な例は最近誰でもどこでも何時までも携帯電話を弄っている事です。それでは肩が凝らないのは可笑しい位です。その詳細な説明は大変つまらないものになりますので、ここで省きます。
それではどうしたらよいのでしょうか。一つの方法(他にも沢山あります!)はこちらで「ぎょろ歩き」と称しているものを提案したいです。 ぎょろ歩き・・って何の事かと思うに違いありません。
先ほど携帯電話の話をしました。利用者とイメージして下さい。首-方を一定の形に保ちながら下向きに使い、そのまま歩く事もあります。
携帯電話の使用をやめて貰います。代わりに歩きながら意図的周りの物に頻繁に目を向いて下さい:左に歩いている子供、右上のビルの看板、斜め後ろに振り向いて歩道に落ちた枯れ葉、真上に通っている飛行機・・・。 そうする首-方が絶えずあらゆる方向に動かされ、凝る暇がないはずです。
そのおまけに、今まで「目に入らなかった」情報が大量無料で「入手」出来ます。
日頃駅まで、帰り道家までぎょろ歩きをすれば、恐らく大半の「肩こり」治るのではないでしょうか。しかも、この「魔法の治療法」はお金も時間も掛かりません!

Friday, November 3, 2017

Translation / Interpretation service

Apart from being an acupuncturist I have been working for over 30 years as a freelance translator. Translation used to be the basis of my families livelihood, whereas I consider acupuncture my "calling". Since I could make our living on translation, I was blessed with the possibility of pursuing acupuncture treatment policies I view as idealistic.
However, the growing influence of the internet now drains most work into countries, where people can afford to work for a fraction of the usual rates in Japan, thus driving my "ideal acupuncture treatment" into a struggle for existence.

* From now on I am offering my translation/interpretation services directly to clients
Close to 100% of the translation work I did in the past I received through translation agencies. Naturally, those agencies retain their share/margin of the money charged. On top of that, those agencies sometimes have VERY strange concepts relating to translation work.
For these reasons I have chosen to offer my translation/interpretation services from now on directly to clients.
Thus, if anybody has any
* documents related to medicine/pharmacology
* documents related to technical subjects
* patent specifications
* documents related to ORIENTAL MEDICINE (a field, where qualified personal is probably rather rare!)
please … feel free to give me a call.

Translations are done usually at home
Regarding you interpretation needs: please call me with the relevant condition (time, place, subject matter, transportation etc.). Hopefully we can work something out.
(in the past I have been called as an interpreter as far away as Kyushu!)

Looking forward to your call
Thomas Blasejewicz
090-4846-6985

翻訳 - 通訳サービス

私は鍼灸の仕事の他にもう30年以上翻訳家として働いている。翻訳は今まで生活の基盤であり、所謂「本業」であった。それに対して鍼灸は「本職=天職」だと認識している。過去に翻訳業で生活が出来たため、今まで鍼灸治療を私が思う「理想」な方針で施せた。
しかし、インターネットのお蔭で翻訳の仕事は今格安料金で行える国に流出するから、私の理想的な鍼治療が危機に遭遇している。

* 今から翻訳/通訳サービスを直接提供する
上記の30年余りで営んだ翻訳業の殆どが翻訳会社を通して行った。当然翻訳会社がそれなりのマージンも取るし、時々大変妙な考え方を示す。
その為、今から翻訳/通訳サービスを直接お客さんに提供する事を決めた。
従って:
* 医薬関連文章
* 技術関連文章
** 東洋医学関連文章 (・・・ この分野翻訳できる人材は然程多くない)
などの - 日独 / 日英 / 英独 - 翻訳、あるいは通訳が必要な方是非ご連絡下さい。
翻訳は通常自宅で行う。
通訳に関して - 時間/場所/内容/交通(泊り) - などの条件次第でご相談下さい。


宜しくお願いします
Thomas Blasejewicz
090-4846-6985

Wednesday, November 1, 2017

日本の企業の信用性はどうなっているだろうか

ミヤタサイクル
日本の企業の信用性はどうなっているだろうか

今年の三月(3/7)に地元の小さな自転車屋を通してミヤタサイクルのカタログやHPに販売していると記載されている"Miyata MS" の完成車を一台正式に注文しました。「暫くかかりそうです。9月頃になると言われました」。それ自体が可笑しいですが、一度決めたバイクが欲しかったから、幾分迷惑でありながら長期待つ事を承諾した。
しかし、10月後半になっても何の連絡もなく、電話した所耳を疑うような返答頂きました:納品の目処が立たないし、納品できるかどうか出さえ不明です。その同じ息で注文したようなフレームだけは在庫あると言われました。でしたら、そのフレームにスペックに書かれている部品をつければいいのではないだろうか!それぞれの部品は他社の汎用品で、調達する問題は何処にもないはずです。
宣伝している商品を最初から作る/納品する気がないならば、カタログやHPに「品切れ」や「製造中止」を記載すべきだろう。注文した品物を納品も連絡もせずはどの業界でも非常識であり、お客さんに対して無礼だと思う。
電話の後にミヤタサイクルに次の文章で終わる手紙も郵送した:
如何でしょうか:注文した品物を早急納品するか、適切な代用品を提案する事を要求します。
それを出来なければ、注文をキャンセルし、もう少しまともな会社に他の商品を注文します。 

これに対しても何の返事もない!!!
去年アメリカ製の Trek で酷い目にあったから(* 下記のリンクはその時のブルグ記事)、今回信用性のあると思った伝統が長い日本の会社に希望を託した。
又裏切られた!!!

車屋さんで車を注文し、最初の納品予定が伸びてしまえば、ほぼ100%の確率で車屋さんからそれなりの連絡が来るだろう。

ミヤタサイクルの対応は何だろう?
それが普通か?
それとも私は外国人として何か重大の問題が理解出来ていないのか?

Trek bike 関連のブログ記事。
https://nyuwa.wordpress.com/2016/08/30/trek-bikes-quality/
https://nyuwa.wordpress.com/2016/09/19/trek-bikes-quality-2/
https://nyuwa.wordpress.com/2016/10/28/trek-quality-3/
https://nyuwa.wordpress.com/2016/11/22/trek-%e5%93%81%e8%b3%aa%ef%bc%9f/
https://nyuwa.wordpress.com/2016/12/10/trek-bontrager-tlr-wheels-quality/

Sunday, October 29, 2017

知的財産?


先日歯磨きで有名な企業「サンスター」の研究員が治療院に来た。
どうやらネット検索でドイツの先生 (Gleditsch 先生、元々歯医者/耳鼻科の先生ですが、大分昔から鍼もしている。面識はないが、昔幾分の文通あったと思う)が耳は足の裏に全身の臓器/機能が反映され、それらしくの「ツボ」あると発見/発表した。それを見てサンスターの人は私に「ツボってなんでしょうか、そのようなものは所謂「オラルケーア」に使えるでしょうか」のような質問をした。
お茶を入れて一時間半程お喋り→知的財産を披露した。
子供たちや患者に「何かお金などのお礼でも貰ったか」と聞かれた。
私の頭にそのような発想は最初かれ全く(!)なかった。和菓子のお饅頭6個一箱頂いた。
それも又私は如何にも馬鹿だと証明しているようだ。

その発想の延長線に:もしサンスターが(画期的な)新製品を出し、大儲けするならば、先生(私の事)何か貰えるかと患者に聞かれた。
それも又考えもしなかった。
アドバイスを受け、そのような出来事を公開する形で記録するためここで私の戯言を書き込む。

例のオラルケーアに口腔ないにある歯と歯茎に向かうのみならず、口腔の粘膜に刺激をしたり、歯茎を擦ったり、歯間ブラシを使ったりのほか、温めたり、擦るより、ロールする形の刺激をつかう、粘膜に動脈や神経が入るような、解剖学的な特異的な所に刺激をする…などを提案した。無論鍼灸師の立場から、顔面の外側からの刺激を忘れずも触れた。
そのような関連でn新商品が出ましたら、「私の知的財産」は幾分関与していると思いたい。

それで少々お小遣い稼げたら嬉しいが・・・


Saturday, October 28, 2017

テレビ出演

以前 - もう10年(以上)前の事 - 何度かテレビに出演しました。その主な動画が自分のHPにも掲載しているし:
http://www.einklang.com/Library/pictures.htm
いずれの番組は大したことないし、数分で終わってしまうから余り面白くないでしょうが、何時もの此方の経理理念を言っているので、大分前から変わらないことだけでもお見せしようとと思いました。
此方の治療院に興味はあるけれども、写真やこちらの駄文だけでまどうもピンと来ない人にこのような動画が良いかもしれません。HPに乗せた動画 (Media Player format / QuickTime format) はそのた色々な文章が入っている私の Google Drive -> Public folder 他のものと一緒に入っています。宜しかったらごらんになって下さい。
https://drive.google.com/open?id=0ByrY1YotswwpN2I4MDNlNGUtZmY4Ny00MjdmLWE3NWItNDgxYmYwNGFiZDBj

* 翻訳はインターネットのお蔭で生活の基盤にならなくなってしまいましたので、このような大嫌いな「営業」幾分しなければならないようです。

Wednesday, October 25, 2017

私の電子書籍(英語)の広報宣伝


電子書籍: "Acupuncture: The easy way - or the hard way"
Good afternoon
恐らく2年ほど前にここで自分の「電子書籍」を紹介させたと思います。それは「日本の鍼灸」に関する個人的の意見です。本格的な参考書でもないし、ましてや「教科書」類にはとても及びません。しかし、私は個人的日本の鍼灸(スタイル)が全世界の殆どの人/人種に大変役に立てるのみならず、所謂「本物の」中国鍼灸より遥かに優しいものですので、多くの人に喜ばれると確信しています。(私は鍼灸師として頻繁に自分にも鍼をしますが、「中国風」の治療を受ける事は先ず志願しません!)
最終的それぞれの人は自分で判断しなければならないでしょう。(日本で「日本の鍼灸」の実態を研究しているオーストラリア人は、この小さな電子書籍が大変参考になったと言ってくれました。)
この電子書籍は飽くまでも個人の意見ですが、幾分の参考資料もあり、そしてそれなりの数の写真も入っています。もしかしてそのような参考資料と写真を使って外国人の患者が来院する際役に立てるかもしれません。
Amazon Kindle 版として2014年1月27日出版したが、下記のサイトから複数のフォーマット、で提供されています:
"Acupuncture: The easy way - or the hard way"
https://www.smashwords.com/books/view/420707
残念ながら私の本上記のサイトで全く売れません。そこで(それもまた馬鹿の事でしょう)自分のHPに無料で提供することにしています。ただし、読み終わった段階で何らかの形で役に立ったと思いましたら、幾分の「寄付金」を頂けましたら感謝します!市販は5USDですので、3-400円程度でよいでしょう。シェアウェアのように。もしそのような気持ちありましたら、私のPayPal account: thomas@s7.dion.ne.jp を使えば「便利」かもしれません。
HP
http://www.einklang.com/Books.htm



Thank you.

Sunday, September 17, 2017

Hayama Life – 異国人の異見

鍼灸とは直接関係ないかもしれないが、地域を「生物」として捉える点を考えたうえで参考までここにも載せました。

今年の4月から招かれ、葉山の「まちづくり協会」の理事にもなり、協会のHP運営を担当する事になりました。私のような何も分からない異国人はこの葉山町の状態や政策に関して口を挟むべきではないでしょうが、まちづくり協会の理事として町づくりに貢献すると期待されている上で矢張り一度意見(異見)の一部を述べさせていただきます。

現時点でこの町に27-28年程住んでいるから、自分は何となく「地元」の者と認識しています。仕事柄で物事を生物、取り分け人間の体+精神、に例える癖ありますので、葉山町も一体の生物として捉えたいと思います。
結論は先に言いますと、この町=体の健康状態は余り宜しくありません。

文章はPDFファイルやワープロファイルとして掲載したが、写真などは私のHPに乗せ、より見やすいと思います。その場所に十数年昔の記事も2-3個あります。もし興味ありましたら見て下さい。

http://www.einklang.com/Library/Hayama.htm#Hayama%20Life

Thursday, July 6, 2017

記事

外国人の患者(著者にもなりたい人)が私について記事を書いて、Japan Times の編集者それを出版するように説得した。
英語になるですが、こちらの鍼灸に関する基本概念を少々触れているので、参考までリンクを掲載する:
http://www.japantimes.co.jp/community/2017/07/05/our-lives/unorthodox-acupuncturists-point-make-sure-never-come-back/#.WV2kJelpzcF

Monday, June 26, 2017

Am I crazy?

Most likely yes.
For a long time already I refuse to work for Chinese companies, because I am under the impression that the Chinese are liars and thieves - they prove it globally on a daily basis (I wrote several times about "Chinese quality parts" in my Trek bike!) and on national TV proudly announce their acts as heroic deeds in the name of their motherland.
Since the American people have recently chosen to make a delusional psychopath King of America and that king (together with his billionaire buddies) has now declared war on life on planet earth - which includes the life of my four children! - I chose to recline work coming from America in my PERSONAL choice of NOT supporting people who try to kill the planet.
(Anyway, working in this industry for over 30 years has shown, that rates offered by American companies are the same like those offered by companies from Vietnam, Malaysia, India etc. Therefore I have the greatest trouble imagining that AMERICAN translators living in AMERICA can make a living on those slave rates.)

By reclining work offers from China and America I probably hurt myself more than anybody else. But knowing that these people are destroying the planet AND are enemies of freedom ... I cannot bring myself to work with a clear consciousness for them. In this way I am also trying to prepare myself for the questions my grandchildren are likely to ask 20-30 years from now ...

So, probably I AM crazy.


Usually I add one of many quotes I have on file to mail inquiries, like the following from Thomas Jefferson:
"I believe that banking institutions are more dangerous to our liberties than standing armies.
If the American people ever allow private banks to control the issue of their currency, first by inflation, then by deflation,
the banks and corporations that will grow up around the banks will deprive the people of all property
until their children wake-up homeless on the continent their fathers conquered."
Thomas Jefferson, 1802
(• Maybe "banking institutions/banks" should be replaced by "Trump and his billionaire buddies")


Wednesday, May 31, 2017

往診 ・・・

開業している鍼灸師なら何方でも時々往診するでしょう。
しかし、
先日お電話頂いて、相手の母親が「肺の病気を患っている」から***お灸****の先生を探しているとの事。どんな病気かと問い直た所で肺気腫と肺癌と言われた。どちらも治らない病気だと説明した所で、それが承知していると言われたが、往診してくれるかと聞かれた。私は一人で仕事しているから往診は先ず治療院に来れない人に限らせ、そして昼休み、夜や休日(緊急以外)しか出来ないと応えたが、取りあえず住まいは何処かと聞いたら、頂いた返事にびっくりした:東京。
東京に私より遥か優れている先生が大勢いるし、先ず近くの先生を頼むべきですので、此方の出番はないはずと説明した。
しかし、近くに***お灸****してくれるの先生を探していたが、いずれも「お灸はやらない」と断られたから、ネットで検索すると「代田文彦」先生の本に出会い、代田先生に頼もうと思ったが、先生は既になくなったから、「弟子」を探したそうです。それで私の名前が出たそうだ。(私も検索してみたが、そのような繋がりは何処にも見つからない!)
代田先生は「弟子」を取らなかったが、代田先生の教えに沿って治療を施す者ならば、現在東京で開業している多摩川病院の先輩が適切だと薦め、何人分のリストを患者の送信した。最終的結局私にお願いしたいとの事になった。
代田文誌の本にも所々で出てくる:数時間汽車(当時は未だ「電車」がなかった)を乗って往診しに行き、患者の傍にいながら治療し、その家で泊り込み、そして患者を救った。私は文誌先生に全く及ばないでしょうが、大先生も患者のためにそのような長旅を惜しまないなら、私のような下っ端の三流職人は「文句」を言う資格なかろう。

しかし、患者の自宅付近に本当にお灸してくれる鍼灸師が(殆ど)いないようでしたら・・・実に情けないお話になる。伝統的な素晴らしい鍼灸診療を金儲けのため肩凝りや腰痛患者に鍼を刺し、十分電気を掛け「チン」と言う流れ作業に置き換えたのでしょうか。もし本当にそうであれば(私は何処にも出かけない田舎者ですので、都会の事情は全く知らない)、がっかりだし、とても悲しい!


Friday, February 24, 2017

放浪職人

昨夜(深夜)でBSテレビでドイツの「マイスター制度」の中で行われている「放浪職人」の話がでた。全部は見なかったが、大いに賛同できる部分があった。
中世時代から受け継がれいる制度では職人になりたい人は先ず地元の親方で数年の見習い期間で基本を学ぶ。その後(最近そのような風習は大分少なくなったがそれなり伝わっている)「放浪職人」になり、地元の親方から離れ、徒歩で方々歩き回り、一定の仕来りに従いながら国中で複数の他の親方で暫く見習いになり、更に放浪を続く。国境を越えイタリア、ハンガリーなどにも回る。その際言葉通じない筈(!)ですが、職人の手法を見れば分かるから・・大丈夫。
数年にわたる放浪期間の間数千キロを歩くらしい。昔はこれがマイスター試験を受けられる条件だったそうです。
番組に出た若者の一人はある町の親方に訪れ、その親方も放浪職人を受け入れたのは始めただそうです。でもその親方は:「方々で他の親方を歩き回る見習いが来ると今まで見たことのない技術やアイディアに出会うから、私も大変勉強になるから感謝します。」
 
これこそ日本人鍼灸師に見て欲しかった!!!

外国人(鍼灸)見学希望者=放浪職人は迷惑な野蛮人ではない。見学者と親方=先生が互いの知識/技術を発展させるチャンスを生み出す組み合わせです。お金と違って、知識は分ける事によって増える。
 
残念ながら真ともな日本語のページはないが、ドイツ語と英語のページある。参考まで:
https://de.wikipedia.org/wiki/Wanderjahre
 https://en.wikipedia.org/wiki/Journeyman_years


Saturday, January 28, 2017

町づくりと東洋医学

葉山町役場に「町民の意見」を募集する箱を置いてある。町長や町議会に伝えたい事あれば=意見、
そこに投函する事出来る。
先日大分前から考えた「意見」を表明した。お返事は期待していなが・・・
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz


- 町づくりと東洋医学 -
題名の繋がりは通常連想されるものではないでしょう。
しかし、東洋医学は二千年余りの間に蓄積された東洋の知恵の宝庫でもあり、日本では過去千五百年の間国民の健康維持に貢献して来ました。そして一般人は勘違いする傾向があります:東洋「医学」と名づけられているものは「医学(あくまで現代用語)」に関するものだと思われるでしょう。
東洋医学は東洋全体の思想や概念の一部であり、この地域の出来事、統治、生活、指導(現代風:教育)などに合った知恵で人々の暮らしを助けようとするものです。
町づくりとの関係は、「町」も絶えず変化する一種の生態系だと考えれば見えてくるでしょう。

 
そのような立場から現在この町に28年住んでいる私はこの町=生態系が大いに病んでいると思います。小生は日本人が自分の素晴らしい文化、歴史、伝統をもう少し大切にし、何世紀の間に築きあげられた知恵を町づくりに応用される事を心から願っています。

 
無論、私は無知な南蛮人に過ぎませんので、日本の遺産の良さを伝えたり、薦めたりするのは日本人が適任でしょう。本来私は論ずるものでもありませんが、「医」の意味を僅かに触れたいと思います。医→つまり医者/医療に関して「説文解字」(世界初の漢字字典)にある:「医は病を治す工である」が大好きな定義です。医は経験と知恵を利用している職人技です。
又、「医」に携わる人なら、現代では通常「先生」と呼ばれます。通常日本語では「先に生まれた」のような見方されることは多いでしょうが、個人的に「先に生きる」と考えています。先生はそれについている「生徒」に対して模範を示す者だと信じたい。
その職業のランクについて広辞苑が次の文章を掲載しています:「上医は国を医(いや)す[国語晋語八] ;優れた医者は国の疾病である戦乱や弊風を治め除くもので、個人の病気を治すのはその次であるということ。」正に医は町づくりに関わるべき者と示唆しています。
「上医」を理解するには「中医」と「下医」と比較する必要あります:
「上医は国を医し、中医は人を医し、下医は病を医す」とあります。あるいは:

上医は、いまだ病まざる病を医し、

中医は、病まんと欲するの病を医し、

下医は、すでに病める病を医す。

 
今まで出会った人の内上記のお話が殆ど何方も知らない事何時もとても不思議に思います。

 
是非、この町の「健康=町づくり」を優れている先生(⇒先に生きる→模範を示す存在)に指導(⇒町の「手をとって」進むべき道を一寸程でも案内=導く)して頂けましたら多くの人にとって有益であることを信じます。

 
以上飽くまでも小生の個人的な意見です。
トーマス鍼灸院
Thomas Blasejewicz

Wednesday, January 25, 2017

HOPE!!!


以前1-2回ほど触れたと思いますが、 昔先輩の指示(命令?)に従って、開業した際同業者ご挨拶回りに行きました。
開業してから22年経って周りに多くの「治療院」-整体、接骨院、アロマセラピーなどの今風のものが沢山出来たが、今まで同業者の挨拶回りに来た人はいません。殆どの所は立派な社会人が院長となっています。
今日まで!
今日は最近同じ葉山町に鍼灸院を開業して来た若い方が同業者の挨拶回りに行きました!
画期的です。

新たな治療院=ライバルが出来ている事を喜ぶか恨むべきかどうかの事は保留しますが、そうやって今でも若い方一人でも日本の良さ、伝統を守って下さる事は何より嬉しい!
一寸先はまだ闇ではない・・・希望あります・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(もしかして社会人になった上位層の治療者が少々見習うべきかもしれません)

Monday, January 23, 2017

トーマス鍼灸院に関するメディアの記事


http://www.einklang.com/Library/ 
先日治療院のHPの「資料館」にある古いものを整理しようとしたところでメディアに報道された記事
のリストが出てきた。自分でもその長さにびっくりした!
  
• 医道の日本/1996、No.620: 座談会: 日本で活躍する外国人鍼灸師が語る
• 医療費の節約(オピニオン)、神奈川新聞
• 東洋医学、2000、4月号、pp96/97: トーマス鍼灸院
• The  Shonan Post, 2000, #005: Thomas’  Acupuncture Clinic Celebrates Fifth Anniversary
• 逗子葉山秋谷新聞、8月号:「地域の匠」シリーズで
• 葉山芸術祭
• 逗子葉山秋谷新聞、3月号:「読者の意見」シリーズで
• はまかぜ 2002/2/15:「羽ばたくひと」コーナーで紹介
• 2001/4/30 /講演: 自分の手でできる治療
• 2002/2/10  逗子葉山秋谷新聞、「読者の声」:葉山はコン山へ
• 葉山芸術祭、2002/4/29 /講演: 自分の手でできる治療
• 2002年9月TBSテレビに出演
• 2003年2月2日TVKテレビに出演
• 2003年3月"e-Trans"と言う雑誌に私の記事「翻訳者はBookfinderである」が出版されます。
• 2003年3月週間朝日、増刊漢方2003:「信念を貫く異色鍼灸師」
• 葉山芸術祭、2003/4/29 /講演:健康管理: 常識と迷信
• 2003年6月15日NHK地球ラジオ(世界同時放送)に出演
• 2003年8月8日東京新聞投書欄:夏-電気不足-嘘
• 2004年1月医道の日本 "The  long and winding road"
• 2004年9月3日ラジオ日本「湘南伝説」(生)に出演
• 逗子葉山秋谷新聞、9月号:「地球のため-時によって命懸けで」
• 2005年7月第三週:ioi.TV/(internet),  Featuring: 「今週の一押し」>私のコラム「職人気質」
• The  Shonan Post, 2005, July:Thomas’  Acupuncture Clinic Celebrates Tenth Anniversary
• 2005年8月医道の日本 - 夏の随筆集:  "Words"
• 2005年9月5日(月)から11日(日)までJCOM,  2 CH. 「からふる」と言う番組出演
• 2005年9月:法政大学の学生が取材に来て、「ドイツ年」を記してショートフィルムコンテストの為に撮ったフィルム(ビデオ)は例のコンテストで2位で受賞された。
• 2006年1月30日:神奈川新聞ー>「青い目の鍼灸師」で紹介。大反響ありました。
• 2006年6月4日:NHKBS2の番組 「おーいニッポン 私の・好きな・神奈川県」;  CATVコーナー3,  テーマ「ユニーク人物伝」: 「青い目の鍼灸師」
• 2006年8月6日:「ほんわかテレビ(大阪地方番組)に出演
• 2007年9月号医道の日本 - 「見学」個人的な意見
• 2008年3月号医道の日本 - 「はりきゅう探訪記」、ドイツ生まれの型破り鍼灸師 
• 2008年3月号ドイツ語に書かれている日本の文化を紹介するHPに私の文: http://www.japan-access.de/japanische-kultur/artikel/akupunktur-in-japan.htm
• 類似した記事(上記のサイトを参照して掲載)はドイツの「空手」雑誌:  "Toshiya",  Vol. 6 2008
• http://wom-health.com/wom/0130154  に登録
• 「鍼灸臨床のコツ」、医道の日本社、 医道MOOKシリーズ002→ 執筆:「自分の手を信じて・・・!」(p143)
• ダイエット体験談、優秀作:    ドイツ人針きゅう師 「先生」と呼ばれるために →  http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=28831
• 全日本学会誌、2011,  Vol 61, No. 4: ICMART デンハーグ世界学会(視察レポート)
• 全日本学会誌、2011,  Vol 61, No. 4: ドイツのRothenburg  で行われた TCM  Kongress (視察レポート)
• 2013月号 鍼灸ジャーナル: 「治療院訪問」シリーズで「トーマス鍼灸院」
• 2015  1月27日 TBS(6チャンネル)の番組:「所さんの日本の出番」に出演


 
出版された文書 
• 癌治療 ― 鍼灸師の観点から(1-5)、医道の日本  1989、Nos.542-7
• 外科手術後の患者ケアーに対する鍼灸治療の応用(1-2)、医道の日本  1990、No.549-50
• Anwendung  von Akupunktur in der Betreuung postoperativer Patienten
• Akupunktur  in Theorie und Praxis; 1990, No. 3, pp 196-245
• Klinische  Erfahrungen mit Akupunktur bei der Behandlung von Krebspatienten
• Akupunktur  - Theorie und Praxis; 1991, No. 2, pp 67-75 鍼が効かなくて良かった一例、医道の日本  2000、No.670

 
本:        http://www.einklang.com/Books.htm →
• 「トーマス 先生の話を聞いてみませんか」、医道の日本社、2013年2月 
• 「鍼灸界の異端者」、患者の要望に答えて拙い日本語で書かれた伝記、電子書籍、2013、5月
• "Sonderling  in Ost und West"、日本語で書かれた伝記の「原文」をドイツ語に書き直したもの、2013、10月
• "Acupuncture  - The easy way or the hard  way"、個人の意見ですが、なぜ日本風の鍼灸が中国風より世界の人々に適している事を説明している、2014、1月

最近何年間余り新聞などとのつながりはないが、今風のブログやフェースブックなどでそれなりの「大量」文章を載せました:
(幾つかの記事を複数のブログに載せたこともある)
http://blogs.yahoo.co.jp/thoacu
https://nyuwa.wordpress.com/
http://blog.goo.ne.jp/nyuwa43
http://nyuwa.blogspot.jp/
http://blogs.yahoo.co.jp/thosk43
https://www.facebook.com/pages/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9%E9%8D%BC%E7%81%B8%E9%99%A2/370593123022342?skip_nax_wizard=true

もし宜しかったら遊びに(見に)来てください。