ご存知の方も多いと思いますが、全世界の鍼灸学会
(WFAS
2016) は11月つくばで開催されます。「全世界」のものであるため開設された
website
は全部英語で書かれています。
さて、そこに問題あります。
恐らくこの英文は日本語の原稿を基にしてそれなり
professional
translation agency に依頼され、professional
translator に作成させたと想定します(そう信じたい)。
残念ながらこの英文に「和製英語」の濃厚な気配が漂っています。
世界学会を開催するならば、出来れば世界のどこで誰を見ても恥ずかしくない文章を作る事は望ましいのではないでしょうか。
以下に2-3点を指摘してみたいです。
1.Technical
Session
… Details
will be informed soon. → 和製英語で意味が通じません。
2.Head
of Vice President → "Vice
President"
は非常に限局的(アメリカ)、そして分野=ビジネスであれば「何人のグループに使われますが、「普通」ならば一人の人物を指しています。妙な印象を和らげるの最低限は
"Presidents"
(複数形)にすべきでしょう。
3.If
you are a member of JSAM, please fill in the four-digit number
informed by JSAM. → 和製英語です。
4.PROGRAM
page is
updated → 動詞の使い方! → page
HAS BEEN updated.
5.Public
Seminar
There
will be seminar held for ordinary
participants. → セミナーは単数/複数?
"ordinary"
ってどんな人でしょうか。
6.表になっている部分。どのような根拠で
"afternoon"
だけは小文字でしょうか。
Date &
Time afternoon of November 6
Venue
Conference room on the 3rd floor
Contents
Japanese Acupuncture and Moxibustion utilized in the world
(tentative) → この言葉はここでは使わないし
(provisional,
temporary)、タイトルないには "utilized"
+ "world" も大文字すべき。
7.The
session will be carried out in small group
with limited number of
participant.
→ 単数形/複数形の使い方全く分かっていないようです。number
of participantS
のような間違いは中学のテストでしたら落第です!中学レベル=義務教育です!
など沢山あります。
このような文章を公表にする前に出来れば専門家に見てもらうべきでしょう。所謂
native
speaker を一読頼んで、ビール一杯をおぐってあげる事で話は済んでしまうのに・・・
上記のような義務教育レベルの間違いを見ると、学会の当日に出会うと想定する世界中から来日した方々に私もこの学会の会員である事が恥ずかしくて言えません。
トーマス鍼灸院
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The
chief virtue that language can have is clearness,
and
nothing detracts from it so much as the use of unfamiliar words.
Hippocrates
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