裸
「裸」のお話ではないが、日ごろ患者に「脱衣」をお願いしてもなかなかそれなりの協力は得られない。
鍼灸と言う治療は直接肌に鍼を挿入し、或いは直接肌にお灸を施す療法だ。従って、それなりに肌を出してもらえないならば気持ちよく**正しい**治療はできない。又、本来治療に入る前に体表に現れている様々な変化を捉えて(視覚的体表の変化を読み取る)治療方針を定めないといけない。
しかし、いくらお願いしても相変わらずそのような事を理解してくれない方が多いようだ。「肩が凝った!」と訴えているのに上着を脱いでくれない。特に女性に多い反応だ。襟元で適当な所で**届く範囲内**で治療するしかないようだ。私の仕事が大変難しくなるほか、そのような対応は少々「邪道」でもある気がする。
特に女性の患者に告ぎたい:「脱いで」とお願いしたら下心があるわけではなく、鍼灸治療を行うには直接肌を見たり、触ったりする必要があります。
腹部/背部なども診察/治療が出来る、と言うのは前期の領域を「見渡せる」程の脱衣へのご協力をお願いします。
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