Thursday, February 14, 2008

病気

病気

 ここでは心筋梗塞糖尿などの特定疾患のお話ではなく、東洋医学的な概念での「病気」のお話をしたい。病は気からと言う慣用は誰でもしている。あらゆるの病は多かれ少なかれ「気」によるか「気」に影響を受けるのは東洋医学で考えている。

 したがって、来院する患者はその「病の気」を持って、出来る限り早くなくしたい。その気持ちは良く分かるつもりだ。では具体的には・・・

患者自分の病の気を治療に「取ってもらいたい」、言い換えれば治療に送り込み、その代わり治療から「元の気 = 元気」、つまり健康である能力を受けたい。

 治療はこの「病の気をなくして、元の気を取り戻す」過程において単なる仲介役(理想に)ですが、やはり「気をつけない」と病の気の渦に巻き込まれる。つまり、治療は病の気のゴミ箱のようなものだ。そして、どのゴミ箱は何時かいっぱいになる。治療は病の気で満杯になってしまえば、治療出来なくなるし、自分病気に成る。

 自然から新鮮な「気」を取り入れて「充電」しないといけない。私はそのため定期海に行って、生命の母に手を翳していらない病の気を放出してから新鮮な気を頂戴し、海(空、大地など)に感謝する。

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