Tuesday, December 14, 2010

日本の農業の救い

日本の農業の救い - 漢方の生薬
先日新聞に添付の記事があった。最近関税緩和などなど農業に巡る諸問題を念頭して、ここに解決策があるかもしれない。つまり、中国から輸入される生薬も決して「綺麗」(品質の高い、安全)なものではないでしょう。中国本土でも年間多数「薬害事件」、つまり漢方薬に不純物が含まれる事による事件が報告されるそうだ。
ならば、日本の丁寧、安全性の高い農業法で生薬を栽培して、全世界のニーズをこの日本から満たすのも一つの可能性でしょう。世界中のお客さんも汚染された可能性の高い中国産か、値段は高いが品質に申し分のない日本産から選べられるようであれば、お薬に関してきっと後者を選ぶ者も多いに思う。


他の農産物はお粗末にして、自給率が今より下がるのは問題だ。

Monday, December 13, 2010

生活習慣病

先日部分的で少ししか見ていないが、テレビで妙なお話があった。どこかの製薬会社の研究員は今まで知られていなかった淡白質 (AIM = apoptosis inhibitor expressed by macrophages)について語った。現在はまだ研究段階ですが、もしかして将来に「生活習慣病」を治す(?)夢のお薬の開発が可能かもしれない。


「夢の薬」は出来るのは大変結構ですが、「生活習慣病を治す」と言う概念事態がかなり変だと気付かないのでしょうか。文字通り「生活習慣病」は主に「習慣」によるものだ。「夢の薬」があれば自分は馬鹿の事を好きなだけでやり続けて宜しいのか。


例えば、お酒は大量飲めば酷く酔うし、翌日が具合もわるいし、そしてこれを習慣として長時間続くと肝臓の損傷(肝硬変)の可能性は高い。精神的異変や社会的負担も勿論ある。
そこで「夢の薬」が登場すると、二日酔いにはならないし、もしかして肝硬変にもならない。しかし、酔う事はかわらない。ならば「幾ら飲んでもよい」と言う事になり、肝硬変の社会負担は経るかもしれないが、飲酒運転は減らないし、お酒による可笑しくなる人間関係も悪化する一方になるでしょう。


しかし、そのような「夢の薬」があれば、お酒を飲みたい人は大喜びで必ず求める事になる。製薬会社は喜んで提供してくれる。
商売商売!!!


もし「生活習慣病」を治す意志があれば、先ずその(悪い)習慣を修正に挑む必要性あるのではないでしょうか。
それとも、私は単に酷く古臭いだけか。

Saturday, November 20, 2010

東洋医学の知的財産

拝啓
私は時期に32年間日本に住んでいるドイツ人です。25年余り前に日本で鍼灸師の免許を取得して15年前に開業しました。荒れる日中関係の中で日本の政府、所謂「国」は中国から伝来されてから既に1500年(西洋医学の日本における応用は約150年)も経っている東洋医学の伝統=知的財産の保護や発展に感心を示さない事が私に不思議で仕方がありません。由来は中国であったとしても、日本人の国民性を考慮すれば、それ程長い年月を経て、何の「日本的な特色」が発展しない事はとても考えられません。
それなのに現在WFASやWHOは中国に押されて「国際標準化」及びISOの取得を強行しようとしています。他の民族の考え、提案は見もされないらしい、採決の際数で押しつぶされてしまいます。又、中国は「国策」として政府のバックアップと(膨大な)資金も提供しています。
中国の主張はそのまま通るならば、結果的に(東洋医学に関して)世界の知的独裁及び関連する経済部分 (big business!) にも単独支配になります。
日本人は自分の業績に関してもっと胸を張って自信を持って立ち上がるべきだと思います。今のままでは日本の良さは次々(この場合中国にて)押しつぶされてしまいます。私は日本でもないし、決して「愛国者」でもありませんが、日本人は自分の伝統的、保護すべき価値の高いものをいかにもお粗末しているのはとても見苦しい!

従って、ここで私は個人的日本の政府にお願いします:日頃テレビで放映されている国会の「議論」と名乗っている幼稚園の子どもの喧嘩(給料を貰う値する活動とはとても思えません)を少しの間でも結構ですが、止めて頂いて、政治家が騒いでいる内にどれ程の世界無形文化遺産がなくなる(生物でしたら=絶滅)事を考えて欲しい。このような伝統的な知的財産は日本人/日本の文化の基盤でもあるから、なくしてしまうと自分のアイデンティティ=自我同一性が失われる可能性が非常に高い。

それが私の自我同一性ではないからどうでも良いでしょうと思う事も出来るが、日本の事が好きですから22歳の若さで来日してから人生の半分以上この国にいる私はどうして放って置きたくないものです。

「敬具」と言う気分ではありません

Wednesday, November 17, 2010

"International Standard of TCM"

I have heard rumors of these things in the past, but the reality of the situation really sunk in last Sunday during an academic meeting here.

Apparently, the Chinese are pushing(!) towards a so-called "standardization" of TCM and trying also to obtain relevant ISO certificates.
If they succeed with the current proposal(s) - actually there is already a "WHO International Standard Terminologies on Traditional Medicine in the Western Pacific Region" - they will achieve intellectual world domination in this field (their apparent goal; and with the help of a legally binding ISO also a VERY big business) and make everything non-Chinese impossible or heretic. Leaving the world with just one color, one flavor, one style, one way of thinking ...

For me, that would be unacceptable.
Even if I joined a discussion in a different thread about the absence of a "specific Japanese acupuncture" and the present instead of a wondrous variety of styles, I do prefer the availability of many choices (freedom) AND the prospect for the development of still further varieties.


Saturday, October 30, 2010

開業15周年

お蔭様で


開業15周年
トーマス鍼灸院



葉山町で小さな治療院を開業してから、
早くも15年経ちました。

歴史の資料を見ますと:
「日本に鍼灸の技術が伝わったことは6世紀頃から記録が残っています。奈良時代(710784)には高僧鑑真が医学教育に携わったことが有名で、「律令制」において既に鍼師(官職名としては針博士・針師)が医師、按摩師などと共に存在していたことが分かる。」

つまり、日本で既に1300年余り途切れることなく、安定されている形で行われている鍼灸治療が教育(資格)や社会面において良い、信頼性のある職人技だと分かります。
私は個人的に今更現代風の売り込みしたりして、意味がはっきりしない「ヒーリング」や「癒し」等の流行語で宣伝するのは邪道だと感じます。
無論、鍼灸治療は魔法でもないし、多くの場合西洋医学的治療法の方が有効ですが、同じく多くの場合には後者はなす術もありません。その事態が発生した際こそ千年以上を亘って洗練された伝統的技術を再検討する/思い出す/振り返って見るべきのではないでしょうか。


私はそう信じます。

Tuesday, October 5, 2010

留学学生30人計画

私は(鍼灸に関して)外国人見学希望者を受け入れる先生方を探している事は恐らく以前にも方々に公開しました。
http://www.einklang.com/wanted.htm
常に煩い事を言い続けてやっと一年半前全日本鍼灸学会もそのような活動をすべきと公の場で決めて、今年の頭にHPや学会誌に(ボランティアする先生方を)応募が記載されました。
残念ながら未だ「準備中」で何も始まらない・・・


先日新聞を読んで偶然日本の政府が「留学学生30人計画」を進めている事も知りました。
それにより:
「日本を世界により開かれた国とし、アジア、世界との間のヒト、モノ、カネ、情報の流れを拡大する「グローバル戦略」を展開する一環として、2020年を目途に留学生受入れ30万人を目指す。その際、高度人材受入れとも連携させながら、国・地域・分野などに留意しつつ、優秀な留学生を戦略的に獲得していく。また、引き続き、アジアをはじめとした諸外国に対する知的国際貢献等を果たすことにも努めていく。」


つまり、外国人に日本の「良さ」を見せる事は日本と日本人にとっても大変有益です。そのような事(私は主に鍼灸に関して発言した)を20年(!)も前から言っている・・・

Tuesday, September 28, 2010

Chinese pirates

Chinese pirates
China is continuously growing both economically and in its military power. The sheer number of Chinese people that stands behind these developments makes the nation something like a potential “swarm of locusts” that will run over certain regions (the entire world?) and devour everything in its path – leaving the affected area devasted and uninhabitable.
It is well-known that just about 100% of any kind of software (computer, music, video etc.) and the vast majority of so-called branded or proprietary products is “pirated”. Along similar lines China respects intellectual property (patents, trade marks etc.) in a similar way = considers them worth s**t and free to use as it pleases.
Pirated” products: that means pirates have taken them and by definition pirates steal from other people for their own profit.
That makes China a nation of thieves that even take pride in their criminal actions, proudly broadcasted on their national TV.


Pirates: a Chinese pirate ship hit a Japanese vessel from obliquely behind. The Chinese blame it on the Japanese, but in a traffic accident, when one car hits another from obliquely behind there can be no question as to whose responsibility this is!!!


I originally came to the Far East over 30 years ago, because I was inspired in part by ancient Chinese philosophy. Today I do not trust ANYTHING that comes from China. That includes even most things related to acupuncture and/or oriental medicine – even though China claims to have a 3000-year tradition in this area. The so-called “traditional Chinese medicine” is not traditional at all. It has been cooked up on behalf of Mao during the cultural revolution, eliminating “undesirable” aspects and anything that might be related to ethinic groups not really “Chinese”, mixed with a fair (rather large) amount of western medicine and them very noisily promoted world-wide as “TCM”. And the sad thing is, that most of the world believes this noisy clamoring. The funny thing is, the studies made in China ALWAYS show an effectiveness of the treatment of 90% of more, a value that can never be duplicated anywhere else in the world. So, just take the Chinese by their word and believe them?


If I see a box of needles and it says there Made in China, that is for me a sign NOT to use those. Personal experience has shown, that needles made in China are VERY poorly manufactured – totally unfit for the gentle treatment that should be involved in “moving qi”. But for a people that believes that patients MUST suffer (quite severe) pain in order for the treatment to work, this may be natural.

Saturday, September 25, 2010

漁船事件

情けない・・・
私はもう20年前から「日本人は自分の伝統/文化(日本のもの)に関してもっと誇り持つべきだ」といい続けている。これは主にわしの拘わりある鍼灸の世界と関係あるが、その他の物にも指している。途中で矢張り同僚から嫌われるほどになった。
しかし、今回の漁船事件で「日本」(これは誰かがわからない)の対応は情けないと感じている。私は日本人ではないが、この事件の流れを見て、日本側の対応を見て心を痛めるものだった。自衛隊が「ビデオ撮影した」とは本当でしたら、それを全世界に公開すれば - このようなものがあると信じて - それこそ全世界は独自に何が正しいかを判断できるだろう。
交通事故でしたら、斜め後ろからぶつけてしまうと誰が悪いかは通常一目瞭然だろう。
もし日本側は最初からそのようなビデオがないならば、それはニュースに言うべきでもないし、政府は国民(世界に)嘘をつく事を意味する。それも又よくない。

頼むから、日本人よ、もう少ししっかりして下さいよ。

Monday, September 20, 2010

チャンス


チャンス
先日東京で開業しているイギリス人鍼灸師にもご協力をお願いした。外国人見学希望者を受け入れる事に関して協力して下さるそうですが、過去の経験に基づいて少々の懸念もあった:本当に勉強したいとそうでもない人がいて、態度が悪くて、そして日本で仮に一日何処かで(偉い)先生で見学するだけで、後で自分の履歴書に「日本留学/○○先生の弟子」と出張する人がいるそうです。

それはきっとそうですが、上記のイギリス人も私も、そして言ってみれば歴史を通して全ての治療者は何時か、何処かで誰かの世話で自分の「チャンス」を与えてもらった。その中に歴史に残る偉大な先生もいたでしょうし、落第生もいたでしょう(後者の方が多かったに違いない!)。
自分はチャンスを貰った。今はその恩返しするチャンスある。

私は頼んでいるのはこれだけです:求めている人にそのチャンスを与えて欲しい。
事前に「誰が有望であるか」も分からないし、後はどうなるかも予想出来ない。
出来るのは自分が与えてもらったチャンスを次の人にも与える・・・

Monday, September 13, 2010

地球温暖化

地球温暖化 - 個人の意識
先日テレビやラジオで放送されて、「今年の一番暑い日」がありました。
昼間何時ものように自転車で一回りをしている間温度計を治療院の前にある木に引っ掛けて、ある程度影でしたが、帰ったところでは幾分太陽も当たった。
同じくディジタルの温度計を看板の下、木の輪切り、コンクリートの壁から凡そ10cmから離れたところに置いた。
温度は→写真を見てください。

それでもそこら中朝から晩まで車をアイドリングさせてしまう人たちは自分の行動はこの事態と全く関係ないと思っているようだ。
温暖化は急速進むと予想されている。今から10年後はどうなるだろうか。
それぞれの人間一人一人でも事態と自分の行動の関係を意識して欲しい。

私には子供が4人がいる。孫は未だですが、時期に孫できましたらその孫達は飲料水もなく、オーブントースターで焼かれる事は出来れ目撃したくない!

Saturday, September 4, 2010

やっと目覚めようとする日本の鍼灸師

本日第29回関東支部学術集会のご案内が郵送されました。
「日本鍼灸とは何か」と言うテーマ、別紙に
「このままでは日本鍼灸、あるいは日本鍼灸の良い所が世界で埋没してしまいま
す。」

やっと目覚めようとする日本の鍼灸師。
私のHPを通じてこれを10年前から言い続けていますし、コンピュータの記録は
(当然)ないが、別の場所/機会に於いてもう20年前から発言しています(当時仕事仲間に聞けば分かると思います)。
是非日本人に自分の鍼灸は中国の真似ではなく、独自の発展(歴史)によるもの
だと認識して欲しい。そして胸を張って世界に公開して頂きたい。(今回の「見学者問題」もその一つの手がかりでしょう)

私は日本人ではありませんから本来ここにでしゃばるべきでもありませんし、「お前煩い。引っ込んでろ」とも言われた事あります。でも日本の優れた技術や独自の発想が全部「中国のものだ」という形で知的財産(中国は知的財産の保護を一切しないのは世界レベルで十分知られている常識でしょう)として盗まれるのは心が痛みます。

Friday, August 20, 2010

エコーカー - 増税

最近テレビでよく「エコカー」のコマーシャルが出て、そしてその中に一つのキーワードは「減税」が出てくる。

しかし! ・・・
車を新しくして、機械そのものはよくなっても、詰まり燃費がよくなって、排出している排気ガスが少なくなった、その使い方は「エコー」ととても思えない。
要するに(治療院の向かい側の駐車場で毎日頻繁に観察出来る事)、同じ距離を走っていても前の車よりガソリン消費量が少なくて済むこと。ところが、走らなければどうなるでしょうか。
以前もここで触れたことある:駐車場で車を止めてエンジンを掛けぱなしにする。今は買い物から帰ってくる時にエアコンが聞いているように。冬には暖房。窓明けぱなし、或いはオープンカーの場合でもエンジンを掛けぱなしする人を見かける。意味は???

そういう人たちには「減税」ではなく「増税」の対象すべきだと思う。

(現在全世界で急速に気候が可笑しくなってしまうのは決して偶然ではないだろう。他の人は知らないが、私は個人的に出来れば自分の未だ出来ていない孫は食料や飲み水不足に見舞われる事を見たくない・・・)

「エコー」を実現するのは機械ではなく、人の心構えと思考パターン(一色レベル!)

Sunday, July 11, 2010

選挙

またか。
今日もまた税金いっぱい使って、何時もテレビで中継される国会で「討論」と言う保育園らしい騒ぎでワーワー騒いでいる爺ども選ばなければならない。

しかし、
私は無論自分も税金を払っているし、日本の納税者になる(一人は既になっている)者を4人も作った上で上記の爺どもはその税金をどう使うかに関して「口挟むんじゃない」=外国人は選挙権ないと言われると結構頭にくる。

癒し

流行の言葉 - 流行の概念

昨夜家族全員で食事に行った時長男に言われた:
「お父さんの治療院のやり方は時代遅れだ。今時病気を治すのも結構ですが、整体、マッサージ、針灸などは居酒屋のように楽しみに気楽に寄れるものである(べき)。」

なるほどね。同じく子供が何度か行った整骨院が「大儲け」する」するそうだ。私の治療院も「整体系」の仕事をやるべきだ。

私は恐らく時代遅れ(300年ほど)の者だ。私は鍼灸師が人(出来れば社会全体)を治す(癒すのではない!)使命があると信じている。大儲けするかしないかは私の感覚では先ず下品で「師」に相応しくない。

間違っているのだろうか・・・・・

Sunday, July 4, 2010

私は「集客」しません

私は「集客」しません。
病に病んでいる人は「患者」であって、お客さんではない
現時点ではまだ生活費を翻訳で稼いでいるから自分の「天職」と思い込んでいる鍼灸の仕事に関して当分追い求めている「理想」は捨てるつもりはありません。

もしかしてこちらの技術で何人かの病人を助ける事が出来たのに、その患者は私の治療院を知らなかったから余分に苦しんだとしたら、大変申し訳ないと思いま す。
ですが、そのため私個人的に「品の無い」と感じる宣伝はしたくない。
私を必要とする病人がいましたら何かの形で何時かこちらの治療院に導かれると信じる。


Mother Teresa や Albert Schweitzer などの偉大な人たちは「集客」活動しなかった。
無論、私はとてもそのような偉大人と肩が並べられないのは言うまでもないが、私の微細な世界で自分の仕事に関して品と誇りを持って「商売の沼に溺れる」の は最後まで抵抗するつもり。

よって、業者の方々に告ぎたい:私に声を掛けるという時間と労力を無駄にする事を遠慮願いたい。
(どうやら業者はお構いなし:相変わらず毎日のよ うに「○○法で宣伝し、集客をしませんか。」は電話やメールで提案される。)

Monday, June 28, 2010

うつ病と体温感覚

最近ある患者を通して今まで余り気が付かなかった因果関係に気付かれられた。

つまり、うつ病の患者は来院して、部屋の温度が27度があるにも拘らず治療台に横になると「寒い、寒い」と訴える。写真の時:タオル上下それぞれ2枚ずつ掛けて、その上に毛布も!未だ午前10時でしたので温度計は未だ25,5度を示したが、その後昼に近づくと28度まで上昇した。再び刺された鍼に届く為に「発掘作業」が必要になってします。
それでも体は冷えているわけではない。触って見ると38度の熱があっても可笑しくない程熱い。でも本人は寒いと感じている。
ネットで調べた所に、やはり他にも類似の症状を訴える人がいるようです。ある精神科の医師が「うつ病(状態)が悪化すると体温感覚が狂う」と書いた。その先生によるとうつ病の悪化は体温感覚、不眠、及び脳内に分泌されるメラトニンと言うホルモンが密接な関係があるらしいが、その詳細はまだ解明されていない。
先日自転車を乗りながら(暑い日でした!)歩道に冬のコート着ている人が歩いた。上記の事情で「あ、あの人も・・・」と思った。

従って、家族などの人は体温感覚の異常を訴えている/又はそのような行動を示しているようであれば、本人はそのような事なにも言わなくても「うつ状態/病」の可能性を視野に入れる必要性があると思う。

Thursday, June 24, 2010

ホームページ(一部)を翻訳する

鎖国時代」は歴史的に見れば終わりましたが、基本的「古い」鍼灸の世界に於いて特に日本は閉鎖的な態度をずーと取り続けているし、日本国内に行われている研究、業績などは翻訳されないから「世界」の舞台に現れないから鍼灸に関して「知的財産」(その辺中国人全く概念理解できていないのに)皆中国の物だとなりましたから昨年 6月に行われているInternational Symposiumにおいて海外の演者が全ての発表を通して「中国風=本当の鍼」、「日本風=偽の鍼(sham acupuncture)」との風潮が貫きました。演者本人皆「日本の鍼(の事情)は知らない」と言いました。
現時点多数の先生方が既に自分のHPを持っているに違いありません。その一部を英語にする事以前から考えた先生方も恐らくいるしょうが、値段が高すぎたたり、やり方が分からない、どこに頼めばよいのかが分からないため手を出せなかった事キットあると思います。
日本国内に発行された(鍼灸関連)HPの一部でも海外の方が読められるような形にお手伝いが出来ましたら嬉しい。私は25年の臨床経験ある鍼灸師でもありながら、同じく25年間の間生活の基盤は翻訳作業でした。手前味噌ですが、そういう背景の前でもしHPを翻訳するなら、私は適任でしょう。
翻訳会社を頼んでも勿論いいですが、無論翻訳会社は翻訳者の仕事料以外手数料などなど請求しますので、どうしても高くなります。そして翻訳会社が頼める翻訳者の内に鍼灸の臨床現場を知った上で翻訳できる人材が非常に少ない筈です。(私は多数の翻訳会社に登録してありますので、このような内容の仕事が依頼されたら、その仕事が私の所に来る可能性はそれなりに高い。だが、翻訳会社が間に入っているから、当然その分多角なります・・・)
ですから、翻訳の計画しているようであれば、是非一度声を掛けて下さい。

Wednesday, June 23, 2010

鎖国時代

日本は - こちらの関連ですと鍼灸の世界 - はまだまだ鎖国時代から抜け切れていないような気がしますし、その鎖国時代は余りにも長い間続いたため直ぐにそれなりの変化は見られないでしょう。
* 専門学校に入る前に数件見に行きました。一つの学校では試験も何もしないで「内は外国人要りません」と断りました。
* もう20年余り前から(当時に今風のブログなどなかった)私は常に聞きたい人(聞きたくない人にも言いましたが)に「日本人は自分の技術、伝統。文化などにプライドを持つべきです」言いました。相手はそうですねと言いながら顔の表情から「あの外人は頭おかしいじゃないか」とはっきり写っていました。
* もう10年余り前から私宛に「日本で勉強したい」と言う願い/問い合わせが来る時色々と努力して来ました。自分の所には殆ど患者もいないし、私は無知で技術的も劣等生であるから、その度自分より遥かに立派の先生に連絡しましたが、「お前煩くて迷惑」だと言われたりして、仲間から「お前訳のわからない外人の面倒見るのはやめろ。自分の評判を悪くするだけだぞ」も言われました。
* 10年ほど前に全日本鍼灸学会において特別公演はNIH(だと思う)の代表者がなさった。その中にNIHが鍼灸に関する"consensus" を発表するまでの経緯が述べられた。あやふや、信憑性の(殆ど)ない中国の文章に基づいて鍼灸に関する「化学的根拠」を見出された。しかし、例の consensusは得られた後になったころ、それより信憑性の良い、良く纏められた文章は既に20年ほど前に日本で発表されたが、英訳がなかったし、日本人は自ら進んで「ほろ、こんなにいいものありますよ」と言わないから知らなかった。結果として鍼灸に関して「知的財産」(その辺中国人全く概念理解できていないのに)皆中国の物だとなりました。
* 昨年 International Symposiumにおいて海外の演者を読んで幾つかの公演がありました。しかし、全ての発表を通して「中国風=本当の鍼」、「日本風=偽の鍼(sham acupuncture)」との風潮が貫きました。演者本人皆「日本の鍼(の事情)は知らない」と言いました。日本の鍼を讃えるものはいなかったし、外国人講師に積極的に反論する者もいませんでした。それらの講師を招いたのは何方でしょうか。
* よって、過去何十年の間中国の強い売り込みに対して日本人は内気になって、自分の良さ世界にアピールする事は略皆無でしたでしょう。つまり、中国風の鍼は唯一の「本当」の鍼(技術)で、日本は中国の出来損ない弟子に過ぎないことが世界中の「常識」となった。
* 翻訳関連ですが、アメリカで「日本の漢方」(=中医学ではない!)ある雑誌を通して広めたりして、理解をしていただくために時々翻訳する文章あるが、その表現、表記の仕方中国語もどきや外国人に理解が殆ど不可能の形を意図的に選んでいる(http://blogs.yahoo.co.jp/thoacu/60300971.html)。

* この状況の中では鍼灸を学びたい人は**先ず**中国を見るでしょう。日本に注目する人は少ない筈です。言ってみれば**日本**で鍼灸を学びたい者はかなりの変わり者だと言うようがありません。しかし、それをいい方に解釈すると、態々日本で何か学びたいと申し出る人は最初かそれなりに勉強してきた筈 = 勉強家で、真面目で頑張りやだと考えても然程おかしくありません。
そして、日本で鍼灸に関して学びたいのは夢です。ですからそういう人は自ら「日本の先生は英語出来ないから行かない」と言う人は私は今までであった事ありません。勉強したい人は自分から進んで日本語を勉強する努力もするし、身振り手振りでよい。何とかなるでしょうと言う覚悟で来ようとします。
その半面に日本の先生は「私は英語出来ないから、内の所に来ては困る」と断ると言う閉鎖的な対応するチャンスが大きいです。
それで今までやっと見学希望者を「受け入れる」兆しが微かに見えたといっても、原則的見学は一日、或いは半日に限る、或いは(その意味私には理解出来ないが)全日本鍼灸学会の会員でない先生が協力を申し出ても「断る」と規制が掛けられる。

私にはやはり「鎖国時代」に見えます。もし「見学(修業)希望者」がいましたら添付の写真のように我が家の周りにとても人を寄せ付けないように壁で囲むより両腕を広げて真の意味で「歓迎」(喜んで迎える)体制だけでも確保する事は何とか出来ないでしょうか。
お蔭様で

開業15周年
トーマス鍼灸院




葉山町でこの小さな治療院を開業してから、
早くも15年経ちました。

歴史の資料を見ますと:
「日本に鍼灸の技術が伝わったことは6世紀頃から記録が残っています。奈良時代(710~784)には高僧鑑真が医学教育に携わったことが有名で、「律令制」において既に鍼師(官職名としては針博士・針師)が医師、按摩師などと共に存在していたことが分かる。」

つまり、日本で既に1300年余り途切れることなく、教育(資格)や社会面において安定されている形で行われている事から鍼灸治療は良い、信頼性のある職人技である事が分かります。
私は個人的に今更現代風の売り込みしたりして、意味がはっきりしない「ヒーリング」や「癒し」等の流行の言葉で宣伝するのは邪道だと感じます。
無論、鍼灸治療は魔法でもないし、多くの場合には西洋医学的治療法の方が遥かに有効ですが、同じく多くの場合後者はなす術もありません。その際こそ千年以上を亘って洗練された伝統的技術を再検討/思い出す/振り返って見るべきのではないでしょうか。

私はそう信じます。

Friday, June 18, 2010

人ゴミ ・・・



人ゴミ ・・・

「人ゴミ」は無論「人込み」の事ですが、例年通り夏の期間中多数の観光客が来ると、その数次第で「込み」は「ゴミ」になるのは特に目立っている。しかし、年中私は理解出来ないような概念を持っている人が他人に自分のゴミを押し付けて(人の敷地を汚して)何かを表現したいらしい(此方の勘違いか)。つまり、観光客は来るとき重たい 物(食料、飲み物など等)は「わしょいわしょい」しながら来るが、手ぶらに帰る。ゴミは全部置いてしまう。
ゴミ箱に入れたりするのならはまだいいですが、手当たり次第、何処でもいいと言うスタイルで「置いておく」事も勿論あるが、どちらかと言うと「ぽい捨て」 と言えば適切でしょう。

そういう訳で私は本来は綺麗なビーチを汚す人を「人ゴミ」と呼ぶ(呼ばざるを得ない)。

その中もまた「特殊」の行動がある。私の治療院も常にその対象となる:
歩きながら何かの缶ジュース/コーヒー等を飲んだりして、***技と***人の家の玄関前、ブロック塀の上、ポストの上等に置く。
そういう人は何を表現したいでしょうか。他人の家の前に自分のゴミを置いておくことは特別な「文化的意味」でもあるのだろうか。あるなら、取り合えず教え てもらいたい。
その人たちは別の人は自分の家の前にゴミを置いておくと喜ぶのだろうか???????

Tuesday, May 11, 2010

湘南ライフ (3) - 自転車乗る人の挨拶

湘南ライフ (3) - 自転車乗る人の挨拶
自転車「階級」
日本にはそう言う習慣がないというならそこまでですが、ドイツでは自転車(ママチャリでコンビニに買い物しに行く人ではなくて、見れば「自転車が好き」な人)、オートバイ等お互いに知らなくても挨拶する風習ある。
それは残念ながら日本に余りないようです。
昔バイクも乗った時ライダー同士に挨拶するのは皆無だと気付いたときにもがっかりした。

最近の「自転車ブーム」で大変高級の自転車乗る人(団塊世代を含めて)が随分増えてきた。高級の自転車だけではすまない。色やデザインに合わせて頭の天辺から足の先までやはりブランド品のファションも身につけないと気がすまないようです。
私はそういうファションを購入するお金もないし、その意志もない。従って、私は走るときいつもボロボロのズボンとTシャツ(何れ汗まみれになるから)。しかし、そのような水簿らしい姿をして、例の高級ブランド品を身に纏う人を挨拶すると、帰ってくるのは挨拶ではなく、向こうに向いて「フムッ」。100人に挨拶をしてもその挨拶を返してくれる人は2-3人程度でしょう。

やはり何かの階級があるようで、私のような貧乏人は上げるべきではないでしょう。

寂しいですね。

Monday, May 10, 2010


湘南ライフ (2) - 我侭
これはきっと湘南に特別限定する必要はないでしょうが、私は「植物人間」 (=どこかで根を下ろし、後で動かない)ですので、目の前にあることについて述べる。
先日写真で分かるような形で仕事場の向かい側にあるマンションの車庫の真ん前に車と止める人がいた。写真撮ってから2-3分ご車庫から車で出ようとして、大変苦労した模様だった。似た形で他人に迷惑する事は最近町中所々で見かける。
マンションの車庫の真ん前に車と止めるのは所謂「常識に反する」だと思うが、それをやった人はきっと今風の人間だった = 自分さえ良ければお構いなしで結構。
私は現在31年間ほど日本に住んでいるが、その間そのような人間が随分増えたような気がする。日本人は他人を考慮する事が得意とするだと来日する前に信じていたので、残念だ。

Wednesday, May 5, 2010

I had a dream .....

「私には夢がある」(=I Have a Dream) Rev. Martin Luther King, Jr. 1929-1968


キング牧師程ではないが昔 - 夢が未だいっぱいあった頃 - 時々聞かれた:将来何をしたい/ なりたい?

その時何時も「この手で世界を変えたい」と答えた。
お金や権力の事ではない:文字通り「手」の仕事で世界に影響を及ぼしたい。
生意気でしょうが、治療者に相応しい「魔法の手」をしていると勝手に思い込んでいる。その手を使って、間の価値をを生み出したかった、職人として。

でも、既に51歳にもなって未だ自分の「天職」だと又思い込んでいる職業の基本もできていない、その夢を改めるべきでしょう:
三流の(私は)職人として何とか頑張る。

前ほどいい夢ではないが、これも悪くない・・・

湘南ライフ (1) - サーフィング

今日も自転車で治療院から海岸線を江ノ島まで走ってきた。それは昨年から再び昼休みの定番コースです。今日は温暖で穏やかのお天気で、海が絵本に出ても可笑しくない静かで綺麗だった。写真を撮るなら典型的な「静かな海」でした。つまり波はあるとしたら高さは27cmぐらい ・・・
しかし、海に大勢のサーファに賑わっていた。
私は多分歳を取り過ぎているでしょうが、上記の27cmの波を長時間を待って、もし来たとしたらそれに乗られたとしても、水平方向に進む(?)距離は58cmぐらいでしょう。その魅力は何でしょうね。
ヴィンドーサーフィングならまだ分かる。多少の風があれば快適から興奮するほど「走れる」でしょう。
でもサーフィングは???
もしかして目的はサーフィングそのものではなく ・・・

ダイエット (減量)


ダイエット (減量)

(写真: 昨年4月仕事用に「特大サイズの専門店」で買ったズボンです。その時丁度良かった。)
本職(自分は天職だと思い込んでいる)の鍼灸以外に翻訳(生活の基盤)の仕事関係でいつも深夜まで仕事する。食事の際晩酌をすれば眠くなり、仕事が出来なくなるので、深夜まで仕事していて、「今日はこの辺まで・・・」と思ったら、お酒少々飲みながらぼーとしながらテレビを見てから寝た。そこまでは未だ許されるかもしれないが、お酒に添える美味しいおつまみも冷蔵庫から見つけ出すのは災難の始まりだ。

このような生活をしてから昨年(2009)の7月に体重が三桁(100kg、身長169cm)まで増えた。体も重く動きにくかったし、そして鍼灸師の立場からも患者に少々減量したり、運動した方がお勧めだと言いながら自分は何もしなければ、「先生=先に生きる=模範」と呼ばれる資格がないため「減量」し始めた。
「ダイエット」は適切な表現ではないかもしれない。チョコレート、ドーナツ、豚カツなどなどなどなんでも食べるが、食べる量全体を少し減らし、深夜の酒も減らし/止めて、そして昔よく乗った自転車を再び乗る事にした。今頃略毎日約一時間一所懸命汗をかくようにに走っている。

昨年の7月から今年の2月(7―8ヶ月で)まで体重は凡そ21kg減った。
「やれば出来るな」と自分でも思った。
ただ単に食べ物制限するのではなく、余分のカロリも燃やしているから、体は歳の割りにそれなりに引き締まって来た。勿論運動によって、脂肪が落ちるだけではなく、訛っていた心肺機能も再び活性化された。
お陰さまで過去15―20年に刷けなかったズボンを再び刷けるようになった。それは嬉しいニュースでありながら、昨年お出かけように買った高価のズボンは今刷けばピエロのように見える。

今年の夏まで「第二ステージ」を挑戦して、更に4kg位を減らて見たい。
成功すればやっと身長で割り出す「正常の体重」領域に入る予定。
これで「先生」として自身を持って患者にアドバイス出来るし、ある程度の説得力もあるでしょう。

** 上記のお話は読売新聞の「体験談」に投書した所、紙面には載らなかったが所謂オンラインサイトに掲載していただきました:
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=28831